駅伝への想いと記録

2012年11月03日
 おはようございます。
  今日は全国高校駅伝東京都予選会がありました。
  
  顧問になってから2年目。
  
  今日の駅伝で感じたことを言葉にするのは本当に難しいことです。
  この日のためにやってきたんだなぁと思いました。
  
  そして、どんなにやり直したいと思っても、また1年あと。
  
  僕たちがいろんなものの選択肢の中から走ることを選び、まっすぐ取り組んできた結果です。 
 
  ありがとうございました。
  

  全国高校駅伝東京都予選会
男子
 2011年度 90位→2012年度 63位
    10K区間  1年 飯盛 33分44秒(3分22秒/km) 48位
     3K区間  2年 安達 10分18秒(3分26秒/km) 51位
8.1075K区間  3年 内山 30分29秒(3分45秒/km) 83位 
8.0875K区間  1年 奥野 31分12秒(3分51秒/km) 88位 
     3K区間  2年 橋  10分52秒(3分37秒/km) 58位
     5K区間  2年 岩井 18分46秒(3分45秒/km) 68位
     5K区間  3年 清水 17分10秒(3分26秒/km) 23位

総合 2時間32分31秒(3分36秒/km)

女子
 2011年度 人数不足→ 2012年度35位
     6K区間  2年 松家 25分08秒(4分11秒/km) 35位
4.0975K区間  1年 高橋 17分47秒(4分20秒/km) 42位
     3K区間  1年 三角 12分02秒(4分00秒/km) 18位 
     3K区間  2年 吉村 13分19秒(4分26秒/km) 47位 
     5K区間  1年 丸田 21分40秒(4分20秒/km) 40位
総合 1時間29分56秒(4分15秒/km)

  法政高校陸上部はこれからも自分たちの可能性を最後まで信じて、嫌なこと、苦しいことから逃げずに努力し続けます。そしてまた来年、今年の自分たちよりも数倍強くなった自分たちで、今年は見ることさえ叶わなかった夢を実現させたいと思います。
  
  そして、明日は三鷹駅伝です。応援よろしくお願いします。
2012年11月02日
 おはようございます。
  いよいよ明日、全国高校駅伝東京都予選会です。
  
 <前日ミーティング>
  今日のミーティングでは、必要な物の配布などを行い、当日の流れを確認しました。
  あとはゆったりと、落ち着いて、当日を迎えてください。

  思い返してみれば、本当にいろんなことがあった半年でした。
  顧問の立場からすれば、去年初めて陸上部の顧問になり、自分がイメージしている部活の姿と、それまでの陸上部の在り方に大きな隔たりがあり、大きな波がありました。そして、2012年を迎えて、元旦のランニング中に不思議な予兆を経験し、何となく今年は凄いことが起きそうだと思っていました。
  そして、新入生歓迎会に向けて半年前から準備していたスライドショー、部員が一生懸命走っている格好いい姿を普段は見てもらえない分、この機会に新入生にしっかりみてもらいたい!という気持ちで作りました。歓迎会前日はワクワクして眠れませんでした。そして、現在の幹部たちの当日の話。自分もホールで見ていました。それまでいろんな部活が面白おかしく説明している中で、陸上部のスライドショーが流れたあと、雰囲気が一瞬にして変わったのを感じました。そこで、君達が言った言葉は、本当に清清しく、立っている姿勢一つとっても伝わるものがあったと思います。そして、最後の一礼。何も指示していませんでしたが、君たちの心の真っ直ぐさが自然とそうさせたのだと思います。
  僕は一人、泣いていました。教員室に戻ってきてから、高1の担任の先生に、陸上部の説明、何だか本当に清清しくてよかったです、と言われたときは本当にうれしかったです。
  そして、幹部を中心に説明会への呼びかけを行い、歓迎会のあと、説明会の会場に向かいました。そこには、目を見張るほどの新入生が集まっていました。その時、僕は元旦の予兆が何だったのか、わかった気がしました。
  今年はきっと何か起きる。
  そこに集まってくれた新入生全員が陸上部に入ってくれたわけではありません。来年は、集まってくれた人全員に陸上部の良さが伝わるように、新しい幹部と一緒にもっともっと工夫していきたいと思います。もちろん、法政高校陸上部の良さを包み隠さず伝えるという意味であって、面白おかしくするという意味ではありません。
  
  そして、縁あって、現在の8人の新入部員が入ってきてくれました。
  中学から陸上をしていたのは、短距離の齋藤さん、谷川さん、中距離の松野さん、長距離の奥野君だけで、実質、みんなで一からスタートする形になりました。最初はフォームも定まらず、本気で走ってもジョックのようなスピードしか出なかった新入生たちが、厳しい練習を積んでいく中で、大きく成長していくのを見るのは、驚きであり、やりがいを感じさせるものでした。
  今年から発足させたコーチ制度で、星川コーチ、そして田中コーチという強力な助けを得て、法政高校陸上部がこれからも成長し続けるサイクルを生み出すことができました。
  その後の春のトラックシーズンを終え、夏合宿に突入しました。同じ目的を持ったもの同士が、24時間を共に、走るための最高の環境で過ごす充実感は、今でも忘れられません。・・・早く夏合宿に行きたいですね。
  とにかく、ひたすら、君たちは走り続けてきました。努力は必ず報われます。他の学校と比べても、負けていません。もちろん、去年からのスタートなので、まだまだ強くなるために必要なことが全てできているとは言えません。甘い部分もたくさんあります。それでも、僕には一つだけ譲れない信条があります。それは、部員の望むこと、そして顧問の望むこと、両方が一致しないと本当の意味での成長にはつながらない、という考え方です。僕の気持ちに、君達が答え、少しずつ、少しずつ、でも確実に変化していく部活をお互いに作り上げてきました。一緒に作り上げてきたからこそ、自信をもって言えることがあります。
  君たちは間違いなく最強の陸上部員だ!
  自信を持って、行ってこい!
Playing for yourself wins trophies; playing for your team wins championships.
Tommy Lasorda(manager of the LA dodgers baseball team)



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