合宿内容

合宿終了2012
僕にとって合宿は特別なものです。
僕の高校時代の合宿が僕に夢を与えてくれました。
高校時代、僕は部活の仲間と多くの時間を共にしました。学校に行く時も、休日に遊ぶ時も機会があるごとに、先輩、後輩、男女関係なく一緒に過ごす時間を大切にしていました。
大人になってからはできない、高校生だからこそできることだったと思います。
自分のことだけでなく、むしろそれ以上に後輩のことを考え、行動していたからこそ、高3の夏合宿終了時、部活の引退の瞬間、本当に予期していなかったサプライズが後輩からありました。それを先導してくれたOBの先輩にも今でも感謝の気持ちを持っています。
この場所にこれからもいたい、そう思ったことが教師になることにつながりました。
自分が高校時代に努力したことと比べれば、勉強なんて大したことありません。僕が教師になることは100%実現できる夢だと信じることができました。
君たちへの願い。
陸上部のみんなともっともっと話をして、関わって、仲間になっていってほしい。
なぜなら、いずれ君たちはここから巣立つ日がくるからです。
必ず別れの日はくるのです。その時までにこの3年間一片の悔いもなし、と言い切れるくらい、やるか、やらないか、2択に迫られたときにやる、という選択ができる人間になってほしい。
合宿中、知らない学校の生徒に「ファイト」と声をかけられたとき、どんな気持ちがしましたか?
頑張っている人間を応援するのに、borderはないのです。
知らない学校の先生に挨拶できましたか?
今回日立さんと知り合えたように、どこで誰とつながるか、それは分かりません。目が合った時に、自然と笑顔で挨拶のできる人間になってほしい。
僕は今回の合宿ができたことは奇跡だと思っています。ファンタイムさんの献身的なサポートがあり、保護者の方からの援助があり、大学の試験期間だというのにもかかわらず来てくれたコーチがいて、顧問がいて、日立の早瀬さん、ドリカさんとの出会いがあったからこそ、成立した合宿です。
感謝の気持ちを持てる人になってほしい。
苦しみを友達にできる人になってほしい。
なりたい自分を描ける人になってほしい。
どんなに苦しい状況であっても、自分の可能性を信じ切れる人になってほしい。
なぜなら、想像できる限り、それは実現可能なのだから。
僕たちならできる。
私たちならできる。
なぜなら、この合宿をやりきれたのだから。
その日のメニューを始める前、本当にできるかどうか、不安との戦いだったと思います。
それでも、勇気を出して、仲間とともに、励ましあいながら、最初の一歩を踏み出し、それが次の一歩を生み出し、ゴールにつながることを経験できたのだから。
自分の可能性を自分が信じてあげなくて、誰が信じてくれる。
僕たちならできる。私たちならできる。
必ずできる。



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