保存版部活日誌

2024年04月29日
長年やってきたデータのキャッシュが溜まっているのか、更新に限度が来そうなので部活日誌に関しては
インスタグラム→@hoseihightrack
Twitter(X)→@runetsu
の方で更新していくことにします。
よろしくお願いいたします。
2024年04月20日
 総体支部予選初日でした。

初日の結果

 惨敗だった春季競技会から2週間。
 練習内容も大きく変えました。
 ただ、何よりも大きく変わったのは意識。
 まだまだ強かった代と比べてしまうと甘い部分もありますが、何もお手本がないなかで一歩ずつ成長していることは新しいこと。
 本気で目指せば、君たちが想像できるレベルのことで叶わないことなんて一つもありません。
 欲張らず、自分に期待しすぎず、一歩ずつ積み重ねていくこと。
 明日は新入生の戦いもあります。
 チーム一丸となって応援してあげよう。
2024年04月04日
 秋季大会でした。

 →2日目の結果

 3年生の想いが伝わったでしょうか。
 同じ練習をしていても、気持ちが違うだけでこれだけ大きな違いが生まれるのです。
 求めよ、さらば与えられん。
 求めた人とそうでない人では練習の効果が大きく変わる。
 秋の大会から半年あったのです。
 例年、春季大会ではみんなが大きくベストを更新します。
 足りないものは何だったのか。
 楽しさと結果は両立できないのか。
 軸が楽しいだけに傾いてはいなかったか。
 立ち止まり、振り返ることも時には必要。
 気持ちの準備が何より大切なのです。
2024年04月02日
 春季大会でした。

 →春季大会1日目結果

 堀田君がベストを更新してくれました。
 Depend On Me(速くなるかどうかは自分次第)
 そして、今年のスローガン“Raise”を受け止め、成長した証拠。
 努力は必ずしも報われないと言われますが、僕はそうは思いません。
 これまで自分が納得できる以上の努力をして報われなかったことは一度もないからです。
 本気でやったかどうかは自分でわかっている。
 岩城さんは毎回の練習で、僕にアドバイスをもらいに来て、それらを陸上日誌に書き残し、自らの目標とそれに足りない自分と向き合い続けました。
 部活の時間は制限されたとしても、
 自分が持っている時間はまだまだあるのです。
 朝練、昼練、そして放課後の部活。
 岩城さんは当たり前のように3部練をしていました。
 報われない努力はない。
 岩城さんが証明してくれたはずです。
2024年03月16日
 多摩湖で駅伝でした。

 今年は人数が足りず多摩湖駅伝は欠場。
 今日は男女混合チームで過去の女子チームと勝負しました。
 最強の女子チームへの挑戦。
 部員は本番同様の緊張感をもって、本番以上の力を発揮してくれました。
 ベストを1分以上更新できた部員、男子の歴代記録を更新した部員、個人でも結果を出しましたが、9秒届かず最強チームに勝つことはできませんでした。それでも、まず部員の口から出たのが1人2秒ちょい出せていればの一言。
 そうやって悔しい想いと、予想した自分を越えられた部分で得た小さな自信、この2つが次の自分へと繋がります。

<多摩湖で駅伝>
松田 10分24秒 4'19/km
草島 8分55秒 3'42/km
晏士 9分33秒 3'58/km
白崎 7分56秒 3'18/km
トータル 36分48秒
2024年01月13日
 OG講演でした。

 本来は三鷹駅伝試走会の予定でしたが、雪予報が夕方にかかっていたので、延期にしました。
 もともと就職報告に来たいと澤部さんと小雪さんから連絡があり、一緒に試走しながら話を聞こうと思っていましたが、マルチで講演会に変更しました。
 法政高校最強の世代を作り出した主力のメンバーから話を聞ける機会。
 当時のことも、今思い出すだけでも熱くなるものがあります。
 部員に二人のことを知ってもらうために修了式で渡した動画を持ってきてもらい、まず見てもらいました。
 澤部さんは天才型。小雪さんは努力型。
 東京駅伝という期間限定の大会が中2であり、三鷹市代表として走り、高校入部〆切ギリギリで入部したのが澤部さん、悔しい思いをして中3の冬から先に陸上部に入部したのが小雪さん。
 本当に対照的な二人でしたが、澤部さんを歴代最強の部長へと進化させたのはそんな二人の絆でした。
 小雪さんが3年生で他大受験勉強のため、部活との両立が大変になり、調子を落としました。
 当時、駅伝メンバーに入るのは狭き門で、選考会も熾烈を極めていました。
 このままではメンバー落ちするという状態だったとき、澤部さんと話をしました。
 そのとき、澤部さんは断言したのです。
 「全く心配していません。小雪はこんなもんじゃありません。必ずメンバーを勝ち取ります」
 普段は相性が合わないような、澤部さんが厳しくあしらっているようなやりとりが多い二人だったのですが、深くつながっているのが感じられた瞬間でした。
 そして、見事小雪さんは駅伝メンバーを勝ち取り、都駅伝を迎えました。
 当時、澤部さんの1つ下に岩城さんがいて、関東大会出場を果たしていましたが、疲労骨折を起こしていたため、駅伝前の練習ができない状態でした。
 更に台風の影響で荒川河川敷コースが水没し、急遽トラックでのタイムレース式駅伝へと変更になりました。
 都駅伝のための3年間だったのに、何で自分達の代だけ荒川で走れないんだと、出場を辞退する学校もありました。
 僕らも最初はそのような雰囲気もありました。
 でも、岩城さんが走ることを考えればむしろアスファルトの上を走るよりトラックの方がダメージが少ない。
 そもそも、法政高校陸上部の強さはペースコントロール、トラックでこそ発揮される。
 全て必然であると話をし、部員達も準備ができました。
 岩城さんならという設定で組みましたが、練習不足が思いのほか影響を及ぼし、1区6000Mの4000M地点で走れない状態になりました。
 何とか気持ちで繋ぎ、フィニッシュと同時に倒れ込みました。
 岩城さんの設定タイムから大きく遅れる1区。
 これが駅伝だったら焦った気持ちで総崩れだったと思いますが、タイムレースだったので、2区の選手と話しをすることができました。
 前の年の三鷹駅伝で自分のミスで2位になってしまったと思っていた梅澤さんが2区でした。
 今度は自分が岩城を助ける番だぞ、そう言うと、信じられない走りをしてくれて大きく挽回してくれました。
 この時点で、僕は勝ちを確信していました。
 小雪さんと澤部さんがいる。
 絶対負けない。
 最終5区、ラスト1周。冷徹な女王と後輩から怖れられていた澤部さんが涙を流しながら走っている姿がありました。
 この瞬間は部員達も、僕も一生忘れません。
 そんな二人が来てくれて、大学時代の話、そして就職活動の話をしてくれました。
 3年以内の新卒離職者が32%、企業が求める人材は継続できる人、止めない人です。
 企業も自社の離職率が50%を超えてしまったら、良い人材はやってこないことを理解しています。
 自社をホワイトにしつつ、困難に立ち向かえる人を取りたいのです。
 高校での成績は関係ありません。
 大切なのは、豊かな人間力、困難に立ち向かう勇気を持った人になること。
 澤部さんは大学でも体育会トライアスロン部に所属し、運営事務局のトップを務めました。
 高校で陸上部、駅伝で結果を残し、大学でも組織のトップを経験した彼女は就職活動でも無双状態だったと言っていました。
 一流企業であればあるほど、求めているのは、人間力。
 なぜなら、優秀な人一人で何かが成し遂げられるのではなく、チームワークで会社を成長させていくことを理解しているからです。
 どんなに優秀な人でも、チームワークがない人は企業にとっておおきなデメリットを生み出します。
 求められているのは人間力。
 それを養うのは苦しい経験。
 人は苦しまなければ成長しないのです。
 そして、苦しみの中から得られるものに気づいたとき、君達の人生は大きく輝き始めるのです。
2023年10月28日
 秋季大会でした。

 →短距離結果

 陸上は準備が全て。
 きちんと準備できているときは結果はついてくる。
 個人としてできていても、チームとしてできていなければやはり結果はでない。
 陸上がチームスポーツである由縁。
 短距離にとっての今シーズン最後のトラックレース。
 春にイメージした自分に追いつけたか、届かなかったか。
 どんなに嘆いても、次は春まで来ない。
 春にどうなっていたいか。
 しっかりイメージを持つことが大切。
 素敵な先輩になれるように。
2023年09月03日
 都新人予選2日目でした。

2日目の結果

 今回の大会は誰か一人でも都大会へ、という言葉を合言葉に臨みましたが、完敗となりました。
 この経験が自分を大きく変えてくれるものになるかどうかは、自分が負けず嫌いであるかどうかに関わってきます。
 僕が初めてフルマラソンに挑戦したとき、尋常ではないほどの練習を朝練から繰り返し繰り返し、ハーフマラソンでもタイムを伸ばして、食事、睡眠、トレーニング、いろいろやっていった先に残ったのがシューズでした。
 アシックスの本店まで行き、3D計測をして、ぴったりの最高のシューズを選んでもらいました。
 ただ、履いた時にきついという感覚があり、もう0.5cm大きいものにしようとしたら、シューフィッターがこれよりサイズを大きくしたらパフォーマンスが落ちる、これにすべき、と強く勧めてきたので、そのままそのシューズを買いました。
 本番1ヵ月前に、近くの公園1周1.2Kのコースで、学校が終わり帰宅した4時半から、7時半までフルマラソンと同じ距離をそのシューズで走りました。途中からチクチクするなという感覚はありましたが、フィニッシュしたあと、アドレナリンが切れ、自分が立てない状態であることに気づきました。見るとシューズから血が出ていました。フルマラソンの距離を4分15秒ペースで何十周も走ることより、その公園から家に帰れるかどうかの方が大きな挑戦となりました。
 そうして迎えた本番。結局シューズはそのまま。しかし、30K地点でもう履くことができませんでした。血だらけの靴下に、手には使えないシューズを持ち、残りの距離を走りました。先頭集団から後方集団へ。悔しさのあまり、シューズを投げ捨てたい衝動にも駆られましたが、この悔しさを絶対に忘れないために、シューズを持って帰ることにしました。
 その翌年、初めて国際レース出場資格を獲得できました。
 今日、8位までに入った選手は、君たちの何倍も何倍もそういった悔しい想いをしてきています。
 人によっては、笑い話で終わるかもしれません。シューズフィッターの勧めたシューズで走ったら、全然だめでさー、困ったよ(笑)で終わる人の方が多いかもしれません。でも、僕は本当に悔しかった。絶対にこの借りを倍にして返したいと強く想った。それが翌年の結果につながったのです。
 あの時の栄光のゴールは僕だけのものです。
 一生忘れることはないと思います。
 あんな気持ちが存在することすら知りませんでした。
 自分なら何だってできる、心の底から、いや、全身がそう感じていたのです。
 負けることが悪いのではない。
 負けたことを何とも思わない、成長しようとしない自分が悪い。
 君たちの中には、似たような気持ちを感じ始めている人もいると思います。
 何とかしたいと思わないか?
2023年09月02日
 都新人予選でした。

 →初日の結果

 個人の部分で言えば、練習の成果や目指していることの方向性が正しいことを確認できた初日でした。
 ただ、チームとしての課題は夏合宿以降進展が見られず。
 何とか変えていかなくてはいけないと感じてくれているメンバーは出てきています。
 そういう人の声がもっと大きくなるように、ためらうことがないように、自分のことよりもチームを常に優先できるように。
 手を当てて自分に問いかけてみること。
 自分はチームのために、何をしたか。
 できるはずのことがあったのにしなかったことはないか。
 もう3年生がいないからという言い訳はできない。
 夏合宿で来てくれたOBOGも、君たちの良い部分と、これまでのチームと比べても圧倒的に足りていない部分を指摘していた。
 普通ではない。
 変わらなくてはいけない。
 自分達でそう認識するところから一人ひとりがスタートできるように。
 続いているということは変わっていないということ。
 反省するのではなく、行動を変えていくこと。
 すでにスタートを切っている人もいる。
 あとはチーム全体が変われるかどうか。
2023年08月24日
 私学大会3日でした。

 →3日目の結果

 今回の大会は実り多い大会でした。
 たくさんのあと少しという悔しい想いをしました。
 もう少しで届くという手応えもつかめました。
 ただ、その少しの差がスポーツの難しさ。
 人によっては永遠に繰り返すことになる少しの差。
 都大会に出ると言うなら、それにふさわしい努力が必要。
 想いだけでは届かない。
 都大会に出れると言えるだけの何をやったかどうかが重要。
 ただ部活をしているだけでは8人には入れない。
 速くなりたい、何秒台を出したい、そのためにはこれが足りない、だから自主練ではこれをやる、
 今日の自分は昨日より確実に速くなったと言える何かをする毎日。
 その積み重ね。
 怪我をしてしまうこともあるだろう、
 疲労で思うようなタイムが出ないこともあるだろう、
 でも、それがスポーツ。
 実社会では味わわないかもしれないくらいの難しさと、高校生の今、向き合うことで必ず将来のための力になる。
 タイムで証明できなくても、もちろん構わない。
 でも、タイムで証明できたら、最高の自信と他のことでは味わえない達成感が待っている。
 あとは自分次第。
 今日より速い自分と明日出会えるかどうか。
2023年08月23日
 私学大会2日目でした。

2日目の結果

 誰もが最高の自分をイメージしてしまいがちですが、自分の出せる力の上限と下限は自分で思うよりも大きな幅があります。
 最高の時の自分と、調子が悪い時の自分では、全く違う人と言えるくらい。
 だからこそ、どうすれば自分の最高の状態をレースに持ってこれるか、みんな真剣に考えています。
 そのためには、何を食べたか、飲んだか、睡眠時間、起床時間、心拍、体重、体脂肪、直前1週間の練習、筋肉の状態など細かく記録していくことが必要。
 今日のレースでイメージしたはず。
 最高の自分だったら、準決勝に残れていたと。
 そうはいかないのがスポーツ。
 つかめそうで、つかめないものをつかむのがスポーツ。
 ライルズ選手も必死につかもうとしていた。
 その努力を見習うこと。
2023年08月22日
 私学大会でした。

(法政にとって)初日の結果

 夏の大会も2戦目。合宿の疲れから回復し、状態を上げて臨む大会になります。
 個人も初挑戦の種目などで結果を残し、男子4継はようやく記録が残りました。
 強かった代の3年生の初戦よりも良いタイムで初の記録を残すことができました。
 この代で来年の私学大会は勝負できるように仕上げていきたいと思います。
 初日の勢いを明日に繋いで、新生法政旋風を巻き起こしましょう。
2023年08月07日
 合宿が終わりました。
 まずは最高の環境を提供してくださった湯の丸高原ホテルさんに感謝したいと思います。
 練習以外の部分でのストレスが一切なく、走ることに集中することができました。
 そして、社会人になり、有給をとりながら毎年来てくれている安達コーチ、夢を叶えるために必死に勉強しているなか来てくれた大二コーチ、岩城さん、そして顧問として支えてくれている真椰先生も、かつてはここでいろんな涙を流しながら友と呼べる仲間と走っていました。
 差し入れをいただいた安藤さんのお母様からは、Pay it forward ですので、気になさらずにという言葉をいただきましたが、ここに集うコーチ陣みんながそのような気持ちでいてくれることに感謝しています。

 高校生にとっての合宿は特別。
 僕らもかつて見た景色。
 何十年経っても色褪せない景色。
 何度助けられたかわからない。
 同じ景色を見ていても、僕らにはもう見えない景色。
 でも、君達はきっと見たはず。
 これから何年経っても、自分を支え続けてくれる景色を。
 その一助となれたのであれば、言うことは何もない。

 今回の合宿で、芽生えたものは何なのか。
 花火のように一瞬で消えてしまう光なのか。
 高校生の頃の僕を教壇へと向かわせた、あの消えることのない炎なのか。
 後者であることを願う。
 すべては自分次第。
 It depends on me.
 ここからは自分次第。

 “You don’t become what you want, you become what you believe.” 
 なりたいものになるのではない
 なれると信じたものになるのだ
 ―
Oprah Winfrey

<第2回湯ノ丸ハーフマラソン>
男子
 白崎 111分05秒
 天成 118分21秒(21周DNF)
 晏士 107分40秒(16周DNF)

女子
 安藤 139分09秒
 松田 139分46秒
 萬歳 149分19秒

<第2回湯ノ丸選手権>
男子100予選
 優一 11秒885
 獅   12秒201
 蒼羽 12秒448
 堀田 12秒567
 傳   13秒426

女子100予選
 大沼  14秒508
 あめり 15秒058
 光花  15秒086
 友里葉 15秒680

男子100決勝
 獅  11秒327
 優一 11秒584

女子100決勝
 大沼  14秒202
 あめり 14秒704

男子200予選
 堀田 24秒675
 蒼羽 25秒135
 優一 25秒787
 傳   27秒610

女子200予選
 大沼   31秒049
 光花   32秒405
 友里葉 33秒739
  あめり  34秒272

男子200決勝
 蒼羽 24秒637
 堀田 24秒895

女子200決勝
 大沼 31秒057
 光花 33秒763
2023年07月31日
 武蔵野陸上競技場での練習でした。

 今日も猛暑でした。
 毎年、夏が暑くなっていくのを実感しています。
 昔できたから、今でもできるのではなく、新しい環境の中で何ができるのかを模索していかなければなりません。
 無理はできません。
 中長は大会をイメージした、とてもきつい練習でした。
 暑さの中では、冬にやるメニューとはイメージが全然違います。
 でも、それを体験することで、自分の力に過信することなく、大会で自分のできることを冷静に考えられるようになります。
 短距離は男子が4継絶好調をキープしています。
 一人ひとりの意識が、ベストを更新し続けさせています。
 しっかりアイシングをして、体の疲労を取ること、これが夏の鉄則です。

 そして、今日は夏鈴さんの留学前最後の練習。
 本当に才能に恵まれた、誰からも慕われる部員が一時いなくなってしまうことは寂しくてしょうがありません。
 それでも、この3カ月、一緒に作れた思い出は最高のものばかりだったので、ありがとう、という気持ちばかりです。
 新しい環境に挑戦することは誰にでもできることではありません。
 良いことも、悪いことも、すべてが成長させてくれることと思います。
 I hope our paths will cross again some day.
  また、私達の道がいつの日か交わることを祈って。

<練習ベスト更新者>
男子4継
優一→獅→蒼羽→堀田
2023年07月17日
 武蔵野陸上競技場でTTでした。

 もの凄い猛暑のなか、よく頑張りました。
 短距離は歴史的な結果が出ました。
 獅くんは1年生のTTベスト記録を更新。
 大沼さんも13秒台突入。
 この夏の奇跡が始まりました。

3000TT
白崎 10分36秒

男子1500TT
草島 5分16秒202

女子1500TT
夏鈴 6分11秒729
萬歳 DNF

男子100TT
獅 11秒278(PB更新)
堀田 11秒524
蒼羽 12秒055(PB更新)
傳 12秒615(PB更新)
優一 DQ (レーン違反)

女子100TT
大沼 13秒699(PB更新)
光花 14秒25(PB更新)
あめり14秒415(PB更新)

男子200TT
堀田 24秒282(PB更新)
蒼羽 24秒713(PB更新)
優一 25秒014(PB更新)
2023年06月04日
 学年別大会2日目でした。

 →2日目の結果
 今日は中長の日。
 まずは矢部さんの1500からでした。
 最初に走った日から才能ありと思っていましたが、才能が溢れ出すレースでした。競技歴とタイムで考えると、歴代でも1.2を争うくらいのレースとなりました。1組の中では6位。法政に勢いをつける走りとなりました。
 そして1年男子の3000。白崎君が完璧なペースコントロールを見せてくれました。続く草島君も完璧なペースコントロール。それぞれ目標タイム通りに走れました。
 女子3000は、松田さんが5位入賞、安藤さんは惜しくも9位という結果でした。ペースコントロールに課題を残しました。残り1/4の地点で40%力を残す。ラスト2周からスパートをかけられるように練習できるかどうかです。
 次の大会は真夏。井の頭トラックが使えないなかで、いかに練習を積んでいくか、課題は満載です。
 課題を自ら考え、具体的な解決策をその瞬間ごとに実行していく、そういう心の持ち主であれば、乗り越えられます。
 環境に負けるのか、環境なんて関係ないと言える人間になるのか。
 勝負の夏が始まります。
2023年06月03日
 学年別大会初日でした。

初日の結果

 今日は短距離。
 新しい技術をたくさん教えてきました。
 どこまで身についたか、決算の日。
 個人の100では、みな上柚木バージョンの新スタブロで練習してきたので、安定感がありました。
 誰もスタートで引っ掛からなかったことにまず拍手。
 また、男子エースの堀田君が順調に11秒台に近づいてくれていることと、1年生も男子はみんな12秒台ということで、今後が楽しみです。
 女子も1年生は練習よりも良いタイムで走れています。
 そして、復活した男女4継。
 新しくした計算式も今日のレースで、完全に信頼できるものとなったことを確認できました。
 男女共にインコース2レーン。スタートの位置が後方になるので、アンカーから一気に距離が縮まります。
 男子は1走の小池君が持ち前のスピードでグングン加速し、エースの堀田君にスピードを与えます。堀田君も他校のエースに引けを取らない走りを見せ、3走の平井君へ。カーブ走となりますが、上手くスピードを繋ぎながらアンカー細野君へ。細野君は成長凄まじい今後が楽しみな部員。インコース勝負となり、楽しみなところでしたが、手を出すタイミングを逸して繋がらず。とても悔しい想いをしたと思います。これこそ4継。背負っている想いは4人分ではありません。陸上部員全員の、そして応援してくれる人全ての想いを背負って走るのです。その想いを大切にするからこそのミス。大切な悔しさ。この悔しさを忘れないこと、それは本人へのメッセージ。でも、応援していた僕達の目には、あのバトンの続きが見えてました。細野君が前きいる選手達をごぼう抜きにしていく姿が見えてました。だから感謝の気持ちしかありません。
 そして、女子4継。練習ではいつも60秒台。それでも練習を見ながら、練習だと思って走っている気はしていました。レースモードになっていない。逆に言えば、レースになれば速くなる。個人の100からその片鱗を見せていましたが、4継ではフルスロットル。1走の逸見さんが過去一と称するスタートを決めると、練習よりも2倍近いマークからのスタートにも関わらず詰まり気味で2走、エースの大沼さんへ。大沼さんのスピードをそのまま受け取って3走の加藤さんへ。そしてプレッシャーのかかるアンカーには中3途中から部活に参加していた南雲さん。しっかりと練習してきたことを発揮しての走りを見せてくれて、56秒台を出しました。本格的に練習をし始めてまだ1ヶ月ほど。笑顔満面のメンバー達。その手応えは本人達が一番感じているようでした。
 4継だからこそ感じられる気持ちがある。
 本当の意味でのチームだからです。
 悔しさも、嬉しさも。
 今しかできないこと。
 Seize the day
2023年04月23日
 総体支部予選2日目でした。

2日目結果

 今日は1年生も見学にくる中、練習の成果を存分に発揮することができました。
 やってきたことが着実に力になっている、そう感じられたはずです。
 同時に、やってないことはできない、ことも。
 一足飛びに奇跡が起こるわけではなく、小さな積み重ねが小さな結果を生むということ。
 そこに大きな喜びや達成感を感じることができれば、走ることへの情熱は未来永劫消えることはありません。
 次は学年別大会で法政高校陸上部の嵐を巻き起こせ。
2023年04月22日
 総体支部予選でした。

初日の結果

 今日は引率しなかったので、動画を送ってもらい、見ました。
 練習ではたくさんのポイントがあり、それを1つ1つ取り組んでいる段階なので、タイムにまだ出ていない部分もあります。
 つまり、伸びしろしかない、という段階です。
 プレイヤー目線では、悔しさを感じることは成長するための第一要素。
 そういう気持ちを抱いていることも悪いことではありません。
 同時に、タイムという結果だけで自分のやってきたことを評価しないように。
 走っていれば楽しいし、楽しければ走るのだということを忘れないように。
2022年10月08日
 秋季大会初日でした。

初日の結果

 この大会は短距離のみのエントリ―。
 3年生にとっては最後に出られるレースとなります。
 本当は行きたかったのですが、授業の関係で今回は心の中で応援。
 それでも結果を見て、とても誇らしい気持ちになりました。
 落合さん、大沼さん、ともに本当によく頑張りました。
 今日のことではなく、スタートラインにつくこれまでのこと。
 最後の練習の時も、陸上が楽しくなってきましたと落合さんは言っていました。
 陸上の楽しさは、人から教えられるものではなく、本気で陸上と向き合う中で自然と生まれてくるもの。
 走ることの喜びを一人でも多くの部員が、一日でも早く気づくことを祈ります。
2022年09月08日
 マルチにて映像教材を見ました。

 明秀日立の女子マネージャーの特集。
 長い歴史初のマネージャーとなった彼女は副部長にも抜擢されました。
 強豪校野球部、105人の部員の中でプレーヤーでない彼女が副部長に任命されたのです。
 マネージャーだったから、なれたわけでもない。
 そもそもマネージャーという存在自体が認められていなかったところからのスタート。
 彼女が甲子園に立ちたいと願い、
 女子の野球が始まる前の不可能な時代、
 何一つ彼女の前に甲子園という可能性がないなか、
 彼女は夢を叶えたのです。
 マネージャーだから何かができたわけでもなく、
 マネージャーだから何かをしなければならなかったわけでもない。
 彼女は甲子園に行きたいという夢を叶えるため、
 自分にできることを毎日、毎日、全力で積み重ねただけのこと。
 明秀日立にとっての初めての甲子園は、
 彼女の存在なくして成立しえなかった。
 こんな奇跡、ドラマだってみることはない。
 高校生の頃にしかできないこと。
 それは決して着飾ってみたり、
 インスタで輝くことではない。
 そんなことはいつだってできること。
 僕も、僕にしか描けない高校時代を駆け抜けた。
 今度は誰の番?

  
2022年09月04日
 都新人2日目でした。

2日目の結果

 今日のレースはどれも、法政高校の走りが徹底されていた良いレースとなりました。
 この夏の締めくくりにふさわしいレース。
 部員にとっても特別な夏になったことと思います。

 レースを終えて、悔しさは残っているだろうか。
 今年の自分が届かなかっただけなのか、
 来年も変わらないのか。
 自分に問いかけること。
 見えていた8位の背中までの距離の分、成長する半年になるように。
 3月には勝負できる自分になっていて、
 4月の大会からは全てが決勝をかけたドキドキ、ワクワクのレースとなるように。
 そのための駆け足の成長を。

 都駅伝まであと60日。
 
2022年08月26日
 私学大会3日目でした。

3日目の結果

 今回の大会は自分たちの立ち位置がわかりました。
 今のままではいけません。
 今日のレースで走ったペースで6Kを走れるように。
 1500のペースで3Kを走れるように。
 タータンとロードも走り方が変わってくる。
 宿題は山積み。
 時間があると思っていたら、それは大間違い。
 できるポイント練習の回数は限られている。
 毎日できるわけではない。
 仲間のために、先輩のために、持ちうる全ての力を捧げて練習に取り組もうという気持ちが必要。
 その先に見える景色は間違いなく最高のものとなる。
 都駅伝まであと69日。
2022年08月24日
 私学大会初日でした。

私学大会初日結果

 各校代表生徒2名まで。
 各学校のエースとの勝負。
 法政の代表として胸を張って戦える自分であったかどうか。
 勝ち負けだけではないところで、多くの想いを感じ、次に向けての大きなエネルギーとすることができたのであれば、
 この夏一番の思い出となるはず。
 バックストレート側で他校のアップの様子を見続けることで、大会に出る以上の収穫を得た部員もいる。
 陣地でおしゃべりするのではなく、レースに出る以上の成長を出られなかったメンバーは心掛けること。
 少しでも時間があれば、少しでもできる練習を常にすること。
 どこであっても。
2022年08月11日
 多摩大会初日でした

初日結果

 合宿で涼しい環境で走り込み、帰って来て3日。
 まだ体の疲れも癒えず、東京の暑さには馴化していません。
 中長は抑え目のペースで行くように指示をしていました。
 そのなかでも、合宿で培った能力がその片鱗を見せていました。
 特にペースコントロール、持久力、そして最後のスパートです。
 それぞれとても楽しみな走りをしてくれました。
 
 短距離は合宿での疲労が如実に表れるので、多摩大会は厳しいだろうと思っていましたが、それでもベスト更新者が3名。
 都新人が楽しみです。
2022年08月07日

 湯の丸高原での初めての合宿。

 合宿は特別。
 特に今回の合宿は不可能からのスタートだった。
 可能にしてくれた人々への感謝を忘れてはいけない。
 その人にきちんと返すだけでなく、次は自分が誰かのために行動できる人になること。
 後輩のことを愛し、そして厳しく指導すること。
 友達ではいけない。それは友達がやればいいことだから。
 友達が言えないことを言ってあげること。
 同学年の仲間同士も同じ。
 友達だったら言えないようなことでも、相手の成長を願い、きちんと言い合える良好な関係を築いていくこと。
 今ではもうわかっているはず。
 今回の合宿が与えてくれた最大のギフトがチームとは何か、だったから。

 そしてもう一つ話をした。
 走ることを大切に想うこと。
 勝負をすることを恐れてはいけない。
 ちっぽけなプライドを捨てて、全力で挑んでこそ、走ることの本当の楽しさと悔しさが理解できる。
 今回のハーフマラソン、悔しい想いをした人もいるだろう。
 悔しいという経験をすることは勝つこと以上に大切なこと。
 努力すること。
 信じること。
 チャンスは与えられている。
 過去でもなく、未来でもなく、この一瞬を最大限精一杯生きていくことで。
 きっと来年、この場所で。
 Seize the Day.

【第1回湯の丸選手権】
女子100予選
3年 大澤 14秒852
3年 落合 15秒043
3年 秋田 15秒273
3年 佐藤 15秒276
1年 大沼 15秒459

男子100予選
1年 堀田 13秒255
2年 内田 13秒783

女子100決勝
3年 大澤 14秒634
3年 落合 14秒899

女子200予選
3年 大澤 31秒192
3年 佐藤 31秒437
1年 大沼 32秒135
3年 落合 32秒765
3年 秋田 33秒512

男子200
1年 堀田 27秒814
2年 内田 29秒148

女子200決勝
3年 佐藤 31秒777
3年 大澤 32秒620

MVP 大澤

【第1回湯の丸ハーフ】
男子
3年 齊木 102分23秒
2年 福澤 126分45秒

女子
3年 山岡 132分12秒
1年 安藤 147分28秒
1年 松田 158分39秒

MVP 齊木
2022年07月09日
 一年生都大会でした。

 →結果

 今日はたくさんの経験をしました。
 勝ちたい気持ちがあっても、それを遥かに上回る気持ちで持っている相手には勝てません。
 強豪校がなぜ強いのか。
 想像してみればいい。
 親元を離れ、走るためだけに捧げる日々。
 食べたいおやつも食べれず、携帯も使えず、厳しい上下関係の中で朝も、昼も、夜もトレーニングをし続ける。
 お正月も家に帰れない。
 そこまでして走りたい、速くなりたいと思っている人に君たちは勝てますか。
 それは才能でしょうか。
 今日、駒澤公園にはたくさんの市民ランナーが練習に来ていました。
 月曜から金曜までフルに働き、やっと迎えた休日。
 ゆっくり寝ていればいいのにも関わらず、朝から電車を乗り継ぎ駒澤公園まで来る。
 そして、猛暑のなか、ひたすら何時間も走る。
 なぜそんなことができるのでしょうか。

 それだけ走るということには魅力があるということなのです。
 走ることがかっこいいことでなければ、誰もそこまでやりません。
 速くなりたい、
 本気で走ることに魅了された人だけがたどりつける境地があります。
 普通の人ではたどりつけない。
 周りから見たら、変人。
 でも、自分の中に軸がある。
 自分を評価するのは自分だと。
 周りの物差しで評価している人間にはない強さがあるのです。
 今日のレースでそれを松田さんは痛感しました。
 それだけでは足りません。
 チームみんながこのことを理解するのです。
 チームで強くなるのです。
 共に叶えたい夢がある。
 夢を見よう。
2022年06月12日
 学年別大会2日目でした。

 →2日目の結果
 →2日目の様子

 イメージした通りの2日目となりました。
 奇跡は運によって起こるのではなく、地道な準備によって起こされるもの。
 今年の1年生は謙虚に、素朴に、陸上部と向き合ってきました。
 驕ることもなく、悲観することもなく。
 みんな立派に戦いました。
 今年のチームスローガン、succeed(受け継ぐ)という言葉通りの法政高校陸上部の走りを見せてくれました。
 そして松田さんが都大会を手繰り寄せてくれました。

 また3年生のプライド。
 3000では気温よりも熱い想いが伝わってくる素晴らしい走りでした。
 3年間かけて支部の8位に入ったこと、
 生涯忘れないこと。

 最高のチームへの新たな鼓動が聞こえ始めました。
2022年06月11日
 学年別大会初日でした。

 →初日結果
 →初日の様子

 顧問になった最初の試合が大井でした。
 その年も上柚木が使えないという特別な事情で大井に。
 それまで自分だけで走ってきたので、衝撃でした。
 こんなにたくさん、走ることを愛している高校生がいるんだ・・・。
 あの感動は忘れません。
 今年、新たなチーム作りを目指しているこのタイミングで、恵まれた1年生と出会うことができ、
 この大井にやってきたことに運命を感じざるを得ません。
 久しぶりのドキドキ感がありました。

 1年生短距離の大沼さんは、期待通り、初戦にして14秒台という奇跡を見せてくれました。
 3年生の齊木君も、法政高校陸上部にとっては本当に久しぶりの入賞。
 齊木君の陸上に対する想いが詰まったレースでした。
 見ている人の心を動かす熱い走り。
 そして正統な法政高校陸上部の走り方を後輩たちに見せてくれました。
 
 明日も楽しみです。
2022年04月24日
 おはようございます。
 総体支部予選2日目でした。

 →2日目の様子
 →2日目の結果

 失ってしまった半年の清算ができました。
 これからは、未知の半年に踏み込みます。
 必ず歴史を変えられる。
 自分達で作る。
 そう、思いこんだもの勝ち。
 できる、できる、自分達ならできる。
 君たちの感動のフィナーレがどういう景色になるのか、
 楽しみです。
2022年04月02日
 春季大会1日目でした。
 ライバル達との差を思い知った一日。
 今日から本気で頑張る日々。
 感動のラストシーンへの本気の一歩。

 →初日の様子
 →結果
2021年11月20日
 おはようございます。
 井の頭での練習でした。

 今日は短距離のエンドレスリレー。
 これまでやっていた形とは変えた、新しいエンドレス。
 最高に熱く、楽しい練習になりました。
 5人必要で、OBの大二君が来てくれました。
 おかげで、盛り上がりました。
 中長は10000ペース走。強かった代の足跡をたどっています。
 今回の冒険はどこまで届くか。

<練習ベスト更新者>
10000ペース
☆小林、福澤、山岡
エンドレスリレー
5000M 13分48秒
2021年09月05日
 都新人予選2日目でした。
 
 →結果

 長く続いた伝統が途切れました。
 法政へのプライドはどこに行ったのか。
 憧れのない部活でいいのか。
 自分がそういう存在になりたいと心の底から願うこと。
2021年09月05日
 都新人予選初日でした。
 
 →結果

 高2短距離女子は練習の成果を出そうという意識がはっきりと見られました。
 山岡さんは法政の走りを見せてくれました。とてもかっこよく、見ていて胸が高鳴る素晴らしい走りでした。
 
2021年05月15日
 おはようございます。
 今日は酒井君が都大会に出場しました。
 
 →都大会結果
 →都大会の様子

 男子長距離ブロックの都大会出場は飯盛君以来です。コロナ禍において練習量が減っているのはどの学校も同じですが、学校によって裁量は違い、その差はむしろ大きくなっています。そういう状況の中で、この大会に出場できること自体、酒井君が歴代の誰よりも努力を続けてきた証拠です。一人しか出場できないことも久しぶりの経験ですが、法政高校陸上部の誇りを胸に立派な走りをしてくれました。
 この舞台に立つことの難しさ、ここでしか得られないことの数々。
 本来であれば、みんなで応援に行き、次は自分が、という気持ちをもつ機会。
 2年生は次は絶対自分たちが、という気持ちを持つこと。
 出場する選手たちは化け物ばかり。
 
 これまでの自分が何も残せてこれなかったのなら、
 この3年間でそれをやればいい。
 陸上だけは全てをかけてやりきった、
 一切の後悔がない、
 今までの自分を変え、自分を少し好きになれた、
 そう思えるくらい、やってみること。
 結果じゃない。
 そういう気持ちでやりきったかどうか。
 それが最高の景色に必ずつながっていくから。
2021年04月25日
 おはようございます。
 総体支部予選2日目でした。
 →2日目の結果
 →2日目の様子

 去年、出来なかった大会。
 開催されたことに感謝します。
 おかげで、素人同然の集団だったこのチームが、一歩陸上部らしくなることができました。
 何のために走るのか。
 その答えを持っている人とそうでない人の差は大きい。
 君達は見つけられただろうか。
 部活があるから走る、ないから走らない。
 そういうレベルから突き抜けるだけの理由を。


2021年04月24日
 おはようございます。
 総体支部予選初日でした。
 →初日の結果
 →初日の様子

 ここにたどり着くまでが本当に大変でした。
 漸く、チームとしての実感が出てきました。
 まだまだ未熟な点が多く、今日も注意からのスタート。
 3年生の意識が変わった時、このチームの本当の快進撃は始まります。
 少しずつその光明も差してきています。
 あとはそれが大きな光となるように。


2021年04月17日
 おはようございます。
 スポーツ心理学講座でした。

 雨、疲労もたまっていたので、マルチ教室を使ってスポーツ心理学講座をしました。
 映像教材は石川佳純選手。
 苦しみと向き合い、自分を変えていく勇気を見せてくれました。
 スポーツが与えてくれる楽しさ、充実感は苦しみと比例する。
 突き付けられるのは常に自分の弱さ。
 それと向き合う覚悟。
 世界一を目指す人の考え方が、時には自分と思った以上に近く、同時に遠い。
 苦しまずに成功を収めることはできない。
 当たり前のことでも、他の人はそうではないんじゃないかと思いがち。
 どのレベルの人でも、同様に悩み、苦しむ。
 日本一になる選手だって、試合当日の朝、不安で棄権してしまおうかと本気で悩む。
 周りからしたら信じられない。
 みんな同じように苦しんでいるからこそ、ライバルに対するリスペクトも生まれてくる。
 スポーツを通じて、競い合う。
 互いに人間的成長を遂げる。
 人の価値は、目に見えるものと、見えないものがある。
 成績、資産、身体的特徴。
 思いやりの心、不屈の精神、幸せになる力。
 高校時代のスポーツは目に見えない力を高めてくれる。
 同時に、それらが将来的に目に見えるものへとつながっていく。
 しっかり、苦しむこと。
 まだまだ苦しみが足りない。
 逃げないこと。
 目の前の一歩、一歩を大切に。
2021年04月04日
 おはようございます。
 春季大会でした。

2日目の結果
2日目の様子

今回の大会はたくさんの収穫がありました。
何より無事に大会が開催されたことに感謝します。
どの高校も素晴らしい走りでした。
走ることが好きな人が集まり、競い合う。
素敵なことだと思います。
チームも最初は大会にでることさえ危ぶまれるほど、崩壊していましたが、3年生がしっかりと踏ん張り、話し合いを続けていく中で新しいチームが生まれようとしています。
今は希望しかありません。
僕にとっての11年目は、これまでの10年とは違ったものに。
そうなる予感がしています。

次はいよいよインターハイ予選。
しっかりギアを上げていきたいと思います。

2021年04月03日
 おはようございます。
 春季大会初日でした。

 →初日の結果
 →初日の様子

 チームを作り直すのに時間がかかり、練習を積むことができずに迎えた春季大会。
 でも、その時間が何より大切でした。
 練習した時間以上にどういう気持ちで練習に向かうのがが大切だからです。
 4継は練習のベストを大きく更新。
 中長も法政旋風を巻き起こしました。
 それぞれの組で1位になった部員も複数出ました。
 去年までは同じだった人達より速くなったこと。
 自信と誇りに。
 チームの変化が見えた初日でした。

2021年03月24日
 おはようございます。
 武蔵野陸上競技場での練習でした。

 チームとしてどうあるべきかが問われた期間でした。
 今日はTiny habitsの話をしました。
 習慣ができれば、人生が変わります。
 でも、習慣を作ることは難しい。
 その方法をStanford大学が示してくれました。
 習慣を作るための3つのポイント。
 Motivation, Ability, Prompt。
 階段とエスカレーターがあるときに階段を選ぶのはどんな人か。
 そもそもその習慣を行うに十分な能力があるかどうか。
 きっかけとなるものがあるかどうか。
 それらを踏まえてTiny habits(とても小さな習慣を作っていきます)。
 その際、2つのテクニックがあります。
 Celebration, lower your expectations。
 祝福。自分の中で成功したときに効果音を流して見たり、ガッツポーズをしてみたり、踊ってみたり。
 自分に対する期待値を下げること。たった2回ではなく、2回もやったと捉えていくこと。
 例えば、電車で座れたら1段落だけ本を読む、トイレに行ったら2回腕立てをする、イラっときたら5回深い呼吸をする、座るときは丹田を意識した正しい姿勢で座るなど。
 人生はレールのようなもの。
 90度変えたら脱線します。
 1度変えるだけで、10kmも走れば全く違う目的地に着きます。
 ほんの少しのとても小さな習慣が、長く継続していくことで君たちの人生を大きく変えるのです。
2021年03月12日

 卒業する君たちへ

 座席数が限られているということで、式への参列は遠慮する。
 君達に語りかけ続けたこのHPを通じて、最後のメッセージを贈りたい。

 君達と過ごした3年間はキラキラ輝いていた。

 繰り返しは嫌いだが、君達とならもう一回やり直してみてもいい。

 やり残したことがあるわけではない。

 やり直して何かが変わることもない。

 ただ、もう一度、君達と話したい。

 そう思う。

 法政高校陸上部。

 この言葉が君達の誇りであるならうれしい。

 くじけそうになったとき、この言葉がきっと君達のことを救ってくれるから。

 あるアメリカの黒人女性の話をしたいと思う。
 高校生の時、他校の成績優秀者とともに知事のいる領事館への見学に招待された。
 中に入ろうとしたとき、守衛に止められた。
 
 君は違うだろ。

 彼女のお父さんも一緒にいて、「娘は高校でトップの成績を収め、知事に招待されました」と説明したが、守衛は彼女に向かってこう言った。

 “You don’t belong here.”(ここは君のいる場所ではない)

 この一言が彼女の人生を大きく変えた。

 証明してみせる。

 10年後、彼女は黒人女性初の知事候補としてその場所に立っていた。

 輝かしい経験だけが人を成長させるわけではない。

 思い出したくもないようなつらい経験が人生を大きく変える原動力となることもある。

 うれしかろうと、つらかろうと、

 生きるということは進歩していくことだから。


 最後にキキ先輩の代にいた渡辺莉佳子先輩から来たメッセージを紹介する。
 駅伝特集のDVDで「選手であったが、途中で自分で限界を作り、マネージャーに転向。走っている姿がとてもきれいだった」と紹介していた先輩。

「ご無沙汰しております。法政高校陸上部OGの渡邊莉佳子です。
 私は、昨年度、法政大学法学部を卒業致しましたが、本日やっと進路が決定いたしました。
 木村先生には大変お世話になりました。木村先生からいただいたお言葉が、私の進路決定にあたり原動力になりました。
 ですので、木村先生には直接進路についてご報告を致したい(部活又は学校への訪問という形です)と考えておりますが…コロナ禍の中では厳しいでしょうか。
 昨日、司法試験に合格しました。今度、先生とお話しでき、今の陸上部の様子を拝見できることを心待ちにしております。 」

 訂正しよう。
 自分の限界を超え、夢を叶えた先輩と。

 「次は君だ」

 卒業、おめでとう。
2021年01月06日
 明けましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願いいたします。

 今年のチームスローガンは“Seek”〜求める〜です。
 去年までのチームが達成したことは先輩たちのもの。
 自分達のものではありません。
 この新チームで何を得たいのか。
 それは与えられたものではだめです。
 自分たちから強く願うこと。
 陸上の神様に届く願いは、ほんの一握り。
 本気で、心の底から強く願い続けた人の声だけが届きます。
 環境は常に逆境。
 自ら求めるものなくして、この嵐は越えられません。
 このチームが終わるとき、Seekの先にある言葉に届くことを願って。
2020年12月26日

 集まる人の数が多くなるほど一人ひとりの力は弱くなる
 Social loafing 社会的手抜きと言う
 1対1で綱引きをしてる時の全力とクラス対抗綱引きのことを思い浮かべれば人数が増えれば出す全力に違いがあることはわかるはず

 君達は法政高校陸上部史上一番人数の多い学年だった
 何でこんなに集まったのか理由は全くわからない
 全ては必然
 やはりそこには大きな意味があった

 一緒に過ごした日々を振り返った時
 同じ気持ちでまっすぐ走り抜けたことしか思い出せない
 その道中において厳しい言葉をかけられたこともあっただろう
 それでも向けられる信頼が全く揺るがなかったことに
 何より感謝したい

 そんな君達と過ごす毎日は
 たとえ怒鳴っている日でも
 本当に大切な一日だった

 なぜSocial loafing が起きなかったのか
 その答えはすでに君たちの中にもあると思う
 社会的手抜きを起こさない唯一の方法は
 誰かのために頑張ること
 誰かに任せようと思う集団ではなく
 誰かのために自分を奮い立たせることができるチームとなること
 そういう意味において
 また、先輩達から受け継いできた10年分も含めて
 君達は最高のチームとなった

 高校の3年間は特別
 やり直しはきかない
 将来を圧倒的に変えるだけの力を持っている
 最初はこんなに陸上を好きになるつもりがなかったものも
 最初から陸上が大好きだったものも
 同じ気持ちであの日走れたことを忘れないでほしい
 直接走ったものも
 一緒に走ったものも
 あの日の景色は君だけのものだから

 何度思い出そうとしても
 君達と過ごした日々で嫌だったことが思い出せない
 どの学年でもあの時こうしておけば良かったとか
 結局最後まで変わらなかったとか
 多少の後悔はあるものだけど
 何もない
 最初会った時の予感のまま
 あの時描いた景色の全てを
 君達だったから越えたんだ

 The biggest adventure you can take is to live the life of your dreams.
 成し得る最大の冒険は持ちうる夢の数々に生きること
 ―Oprah Winfrey


 10年目が君達でよかった

 法政高校陸上部顧問
 木村 越
2020年12月24日
 おはようございます。
 多摩湖での練習でした。

 短距離はHill Runでしたが、例年のように20本というわけにもいかず、適度な疲労度で終わりました。
 周回駅伝の方も、成長していなければ来年が見えてこないという危機感は女子チームにはありませんでした。
 今、見えているものが最終的な形になるので、新チームは課題ばかり。
 あとはそれを実感するかどうか。
 偉大なことを成し遂げたのは3年の代であって、新チームとは関係ない。
 君たちは君たちで偉業に挑み、達成するための努力する過程の一つひとつを大切にしていかなければならない。
 今の君たちは、どこか今のままでいいという雰囲気が漂っている。

 自分の弱さ、だらしなさ、諦めてきたことの数々。
 そうしたものに対して、
 今度こそ、
 そういう強い気持ちを持たなければ結果も出なければ、
 そこに至るまでの冒険さえ味わえない。
 問題はパンデミックではなく、
 君たち一人ひとりの中にあるできないままの自分を放置する弱さ。
 希望の見えないところで人は頑張れないし、
 周りにいる人だって応援なんてできない。
 3年生のチームを本気で応援できたのは、
 それだけ先輩たちが本気だったから。
 自分たちのチームなのに、
 自分たちで作っていこうという気持ちが全く見えない。
 そうやって、また流すのか。
 人生そのまま繰り返していくのか。
 
 一つだけはっきり言えることがある。
 タイムは一朝一夕で速くなることは絶対にないけど、
 人は変わろうとした瞬間に変わることができるんだ。


<練習ベスト更新者>
多摩湖周回
隅内、酒井、吉原、諸井、齊木、山岡、小林、☆岩城(引退後も昨年と同タイム)
2020年10月30日
 おはようございます。
 井の頭での最後のポイント練でした。

 やっとたどり着いた、
 そんな気持ちしかありません。
 短距離も駅伝と同じ気持ちで走っているのが伝わってきました。
 駅伝チームも3カ月前とは全く別のチームになっています。

 調子を落としていた部員が、木の前の練習で本来の走りを取り戻し、
 走り終わった後に流した涙や、
 今までの自分のままだったら越えられなかったタイムを、
 人間的成長を通じて越えることができた達成感、
 
 10年後、君達がふと井の頭公園を訪れたとき、
 君達だけが思い出すことのできる素敵な宝物です。
 胸を張って、大切な誰かに話すこと。

<練習ベスト更新者>
2000
☆原口、本橋、隅内、吉原、伊藤、川崎、齊木、岩城、桜子、山岡
100
秋田、☆吏桜、落合、大澤





2020年10月03日
 おはようございます。
 秋季大会でした。

 →秋季大会結果
 →秋季様子

 短距離3年の最後の大会。
 いまだに実感がありません。
 それはきっと自粛期間で会えなかった時間の分。
 夏合宿をもう一度一緒にできなかった分。

 3年生短距離チーム、君達と過ごした日々は毎日がキラキラ輝いていて、本当に楽しかった。
 今ではエースとなった瓜生も、最初はひどいフォームだった。今回は100で突然の怪我をしてしまい、4継に出ることができなかった。
 女子エースの野口も出場できなかった。全くの素人だったのに初めて走ってアドバイスした時、すぐに言われた通りのフォームで再現して みせた才能は忘れない。
 4継とは何なのか。
 これまでの3年間も全てが順風満帆ではなかった。
 こちらの意図が理解できず、反論してきたことも1年生の頃はあった。
 ただひたすら上だけを目指すというモチベーションを維持できなかったこともあった。
 それでも学校再開後からの3年の意識は間違いなく法政高校陸上部最高学年として誇れるものだったし、きっと後輩たちの中にも大きなものを残してくれたと思う。
 今一度問う。

 駅伝と4継は別物か。
 4継では駅伝のようなチームを感じることはできなかったか。
 感動できなかったか。

 思うに、タイムも、距離も人が感動するかどうかには関係がない。
 スタートラインに立つまでに何をしてきたか、なのだと思う。
 環境も恵まれてはいない。
 でもそんなこと関係なく、ひたすら前だけ向いて頑張った日々。
 流した涙の分だけ、不思議と陸上を好きになったり、
 負けたくないという気持ちになったこと。
 走れない仲間はいたけど、
 そこには確かにいたんだ。
 僕の目にだけ見えていたのだろうか。
 3年がみんなで走って繋いだ4継だった。
 みんなで走ったんだ。

 最後に、と言うのはものすごく嫌だけど、
 ひとまず、区切りをつけなければいけない。
 3年間ずっと君達と会うのが楽しみだった。
 共に走ってくれてありがとう。
2020年10月01日
 おはようございます。
 新バトン練&駅伝選考会でした。

 何十年経っても忘れない一日。
 そういう一日をあと、どれくらい作れるだろうか。

<男子4継>
清水→瓜生→関根→佐久間 48秒14

<女子4継>
秋田→大島→北島→坂本 55秒94
大澤→吏桜→落合→村野 59秒84

<男子8000>
3年 大塚 26分55秒71(歴代記録更新、PB更新)
2年 隅内 27分43秒37(歴代2位記録、PB更新)
2年 酒井 28分03秒39(PB更新)
2年 吉原 28分39秒05(PB更新)
1年 齊木 29分16秒32(初)
2年 諸井 30分27秒81(初)

<女子5000>
3年 岩城 18分01秒20(歴代記録更新、PB更新)
2年 松下 20分19秒02(PB更新)
2年 上田 20分49秒72(PB更新)
3年 梅澤 21分37秒10(初)

<男子3000>
3年 本橋 9分54秒63(PB更新)
2年 伊藤 10分48秒43(PB更新)
3年 西川 11分07秒64(PB更新)
2年 川崎 11分22秒60

<女子3000>
3年 続池 12分06秒65
2年 桜子 12分13秒70(PB更新)
1年 山岡 12分36秒85(PB更新)
1年 小林 12分47秒73(PB更新)
3年 未来 12分54秒40(PB更新)
2020年09月26日
  おはようございます。
 都新人大会でした。

都新人結果
都新人の様子

 4人が出場を果たすという前例のない都新人。
 それだけでも凄いことですが、それぞれが課題としていることをこの大舞台で達成することができるかどうか。
 これまでは出るだけで精一杯でしたが、3人がベストを更新しました。
 それでも余韻に浸っている暇はありません。
 明日は駅伝試走会。
 今の自分にできること、できないことの確認をして来週に備える。
 短距離およびマネージャーは当日に向けてのサポート体制の確認。
 法政高校陸上部の駅伝は走る選手とそれをサポートするメンバーの掛け算で何倍もの力を発揮します。
 なぜ、去年がチームで勝ち取った12位と言えるのか、1年生は実感することになります。
 法政高校陸上部しかやっていないこと、強さの証明、明日から始まる試走会の意味をしっかり理解しておくこと。



2020年09月22日
 おはようございます。
 リレー、駅伝選考会。

 人間的な成長が、タイムに繋がった。
 おめでとう。

 <男子100>
 3年 瓜生 10秒83(法政高校TT歴代記録更新)
 3年 佐久間 11秒10(法政高校TT歴代記録更新)
 3年 清水 12秒03月(PB更新)
 3年 関根 12秒28(PB更新)

 3年 佐藤 12秒41
 1年 黒部 12秒86(初)

 <女子100>
 3年 大島 13秒93(PB更新)
 3年 野口 13秒98(参考タイム)
 2年 坂本 14秒06(PB更新)
 3年 北島 14秒08(PB更新)
 1年 秋田 14秒22(PB更新)
 2年 村野 14秒49(PB更新)
 1年 吏桜 14秒49(PB更新)
 3年 杉山 14秒64(PB更新)
 1年 落合 15秒17(初)
 1年 大澤 15秒33(PB更新)

 男子4継 清水→瓜生→関根→佐久間

 女子4継 坂本→大島→北島→野口

<女子3000>
 岩城3年10.3504(法政高校TT歴代記録更新)
 松下2年11.4152 (参考タイム)
 梅澤3年11.2525(参考タイム)
 上田2年 12.0332
 続池3年12.0629 (PB更新)
 南雲2年12.3032 
 桜子2年12.3730 
 山岡1年12.5773 (参考タイム)
 小林1年13.2052 (初)
 大津2年13.5533 
 未来3年14.0262

<男子5000>
 隅内2年15.5900 (参考タイム)
 大塚3年16.1932 (PB更新)
 酒井2年16.3293 (参考タイム)
 吉原2年17.4674 (参考タイム)
 齊木1年17.5001 (初)
 諸井2年17.5096 (PB更新)
 原口3年17.5195 (PB更新)
 本橋3年18.1450 (PB更新)
 伊藤2年18.5225 (PB更新)
 西川3年19.2209 (PB更新)

<女子駅伝>
 1区 6K 岩城 
 2区 4.0975K 梅澤 
 3区 3K 続池
 4区 3K 上田
 5区 5K 松下
 補員 南雲、桜子、山岡

<男子駅伝>
 1区 10K 大塚
 2区 3K 原口
  3区 8.1075K 隅内
  4区 8.0875K 酒井
  5区 3K 諸井
 6区 5K 吉原
  7区 5K 齊木
 補員 本橋、伊藤、西川
2020年09月06日
 おはようございます。
 都新人予選2日目でした。

 →2日目の結果
 →2日目の様子

 昨日に引き続き好記録連発。
 最初の競技は男子5000。
 中長ブロック長となった隅内君が飯盛君の持っていた歴代記録を更新する走り。
 部長の酒井君もベストを大幅に更新。
 吉原君も落ち着いてペースを守る走りでベスト更新。
 隅内君と酒井君の2人が入賞し、都大会進出を決めました。
 そして、女子3000。
 こちらはエントリー時点で10名。さらに1人欠場して9名。そのうち8名が都大会に出られる条件となりました。
 スポーツにおいて、運や流れを引き寄せられるかどうかは大切な素質の一つです。
 また、それだけ多くの学校が環境に負けてしまう中、しっかりやり抜いた証拠でもあります。
 スタートラインに立った人全てが勝者なのです。
 松下さん、そして初レースとなった山岡さん2人とも都大会進出を決めました。
 4人都大会進出、これは法政初の快挙です。
 1人出るのは個人の頑張りかもしれない。
 でも、4人出るのはチームの力。
 
 隅内君の個人歴代記録更新も、4人都大会進出も、新たな歴史を刻んだことになります。
 
 まず一つ目、Beyond を形にしました。

2020年09月05日
 おはようございます。
 都新人予選および井の頭での練習でした。

 今年は初の大会と練習で分かれての活動。
 僕は残りました。
 大会組は個人種目では全員がベスト更新。
 努力が報われることを確認し、次どうするのかが大切。
 都駅伝もあと59日となりました。
 一生懸命目指している物がある人にとっては、時間は常に貴重なもの。
 目的なく過ごしていれば、時間はたくさんあるように感じれらます。
 僕たちにとっては、これからの時間の密度は、これまで経験したことがないほど濃いものになっていきます。
 その一秒一秒が、一生忘れられないものになっていく。
 陸上とは、たった一秒を削り出すために一生をかけるスポーツだから。
 A lifetime of training for just one second.

 →初日の結果

<練習ベスト更新者>
50
☆野口
2020年08月16日
 おはようございます。

 多摩大会2日目でした。
2日目の結果
2日目の様子

 今日は男子3000から。
 人が走るとは思えない程の酷暑の中でのスタート。2組には大塚君、隅内君、酒井君がエントリー。周りが突っ込む中、しっかり練習で見定めたイーブンペースで刻みます。大塚君はピッチランができているので、後半から一気にペースアップ。一気にトップに出ると、最後まで乱れることなくトップのままゴール。隅内君も組2位でゴールしました。酒井君も足の調子が悪い中、しっかり法政の走りを見せました。大塚君は全体4位の快挙。陸上未経験者の星となりました。
 3組には吉原君がエントリー。駅伝以来調子を落としていましたが、今日は久々に見た吉原君らしい走り。応援に力を与える走りとなりました。
 今回の大会では、自粛期間中に目標を見失わなかった人と、そうでない人の差がはっきり出ました。
 チームとしてはそれではダメです。
 誰かが活躍すればいいのではなく、みんなが同じ目標に向かって心を一つにして努力すること。
 短距離の4継は秋季大会で、都内10位にふさわしい走りを見せてくれるはず。
 1年生は今回の大会で陸上の熱さが、法政高校陸上部の凄さがわかったはず。
 その一員となったことの意味を理解し、誇りを持って行動すること。
 次はいよいよ都新人予選。
 暑い夏が待っている。
2020年08月15日
 おはようございます。

 多摩大会初日でした。

初日の結果
初日の様子

 こんなに暑かった大会は初めてです。
 1年生にとってはデビュー戦。
 本来なら6月の学年別大会がデビュー戦でしたが、今年は異例。
 初めての挑戦がこれほどきつい環境なのは心配しかありませんでしたが、1日目は無事終わりました。初めてのレースで何を感じたかが、 今後大きく成長するかどうかの分かれ目です。

 部長の岩城さんは1周目の途中までは3番手くらいで落ち着いた入りでしたが、そこから先は一人旅。2位の姿が見えなくなり、アナウンスも間違えて2位の選手を先頭と放送してしまうくらい遥か前方を走っていました。
 それでもタイムは暑さの影響で本来のパフォーマンスには届きませんでしたが、私学大会に続いてのチャンピオンとなりました。
 自粛期間中に気持ちが負けなかった人間の強さを証明しました。
 ここから先はいよいよ駅伝。去年の借りを倍返し計画は進んでいます。

 短距離の4継は大きな課題がありました。今のやり方のままでは進歩しないので、やり方そのものを変えていこうと思います。

 何はともあれ、とにかく頑張ったのはマネージャー。
 体調を崩しても不思議ではない環境で、一日中炎天下の中、頑張ってくれました。
 選手としてはただ、その働きに報いることができる走りを日頃から目指すこと。
 レース前だけやる気があってもだめ。
 今日の練習を半年後のレースを意識したものにしていくこと。

2020年07月25日
 おはようございます。
 インターハイ代替大会でした。

 →3日目の結果
 →3日目の様子

 まさか、この舞台に2人も立てる日が来るなんて想像していませんでした。
 過ぎてしまえばあっという間の日々。
 梅澤さんはもともと女バスでした。
 入学前に練習見学に来てもらった時からその才能に惚れ込み、勧誘しましたが、バスケに対する情熱に負けました。
 でも1年生の夏を過ぎる頃に、陸上部に入ってくれました。
 一緒に夏合宿を過ごせなかったのは残念でしたが、そこからの快進撃は凄まじいものでした。
 参考記録なし、走ったことのない選手がいきなりの決勝。
 昨年の駅伝でもチームを牽引する力となってくれました。
 心が弱いのが唯一の弱点。
 でも、心は技術で鍛えられる。
 自粛期間も思うように練習できませんでした。
 それは自分が一番わかっている。
 だから、不安になる。
 練習した、という拠り所がない。
 そうした逆境の中で、心を整えてスタートラインに立つこと。
 周りと比べるのではなく、自分の走りに徹すること。
 それができた時に、一歩前に進めるのです。
 結果はあとからついてくるもの。

 岩城さんは1500Mの反省を見事活かして決勝に残りました。
 持ちタイムでは12番目だったそうですが、全体7位のタイムで予選を通過しました。
 法政の走りと言っても、様々なプレッシャーのある中であそこまで体現できる選手はいません。
 出場するだけではなく、勝負に来ている。この大会の他の種目も常にチェックしているようです。
 1番になる人の素質。
 そして決勝。
 予想通り周りは前を追う走り方。
 こちらは練習通り、法政のペースコントロールで最初の400をぴったり70で通過。
 後半、オーバーペースで落ちてきた自分より速い選手達を捉えていきます。
 そして見事6位。
 感無量でした。
 今日のレース、実業団、大学、高校生の一流のアスリートが集う中でたくさんのことを学べたと思います。
 これは肌で実感するものであり、頭で理解することではありません。
 みんな、この場に立つために、同じように悩み、苦しみながら、もがいてきた。
 環境に負けない、言葉ではなく、肌で実感できたはず。
 さぁ、今度は君達がそれを部員に伝えていく時。
 言葉ではなく。
2020年07月23日
 おはようございます。
 インターハイ代替大会でした。

 →インターハイ代替大会初日結果
 →初日の様子


 岩城さんが入部した時から共に目指してきた大会。
 本当はこんな形ではなく、仲間と共に地区予選から勝ち上がり、仲間の応援が聞こえる中で走らせてあげたかった。
 でも、多くの部員が出場する強豪校でも、応援は禁止。
 心で祈る気持ちに距離は関係ありません。
 マネージャーが朝から普段通りにスケジュールを送ってきてくれて、結果が出た時もいつも通りに結果を知らせてくれました。
 そんなことだけでも、ぐっとくるものがあることを考えると、マイナスから生まれるプラスの強さを感じます。
 コロナによる自粛期間が長く続き、部下再開も1時間限定、分散登校のために1日おき、直前まで試験、雨で井の頭もろくに使えず。
 これ以上あるかというくらいの劣勢の中でよく準備し、スタートラインに立ったと思います。
 朝会った時に目標を聞くと、ベスト更新と答えました。
 しっかり準備してきた証拠です。
 プランを立て、スタートラインに立ちました。
 法政の走りを立派に体現した素晴らしい走りでした。
 本人の反省を聞く限り、走り方次第では決勝に残る可能性もありました。
 今回のレースで学んだことは必ず次に生きる。
 このレベルの戦いでも、ワクワクさせてくれる力がある。
 法政高校陸上部
  “Beyond”
 開幕戦にふさわしい戦いでした。

2020年06月30日
 おはようございます。
 学校での練習でした。

 体育館で走るメンバーと、リズムステップのメンバーとに分かれました。
 中長の体験に来ている1年生女子4名もリズムステップ側。
 かつていたはずの先輩がいなくなり、かつて後輩だった子が先輩となり、また新しいメンバーが、かつて先輩が1年生だった頃のように加わっていく。同じ練習をしていると、余計にそういうことを感じます。
 1年生にとっては、陸上部で何が待っているのか、自分がどう変わっていくのか、そのイメージがつかないのだと思います。
 確かに、陸上部に入っても変わらないパターンもあります。
 結局は、自分の中にそういう気持ちがあるかどうか。
 3年間の高校生活を特別なものにしたい。
 他の人が味わえないような時間を過ごしたい。
 そういう人であれば、恵まれた環境であろうがなかろうが、最高の3年間を送ります。
 ただ、僕は、自分が考える、想像する、自分の高校3年間を陸上に捧げていたとしたら、こういう環境があったらよかったと思うものを作り続けていくだけ。
 それは君たちのためというよりも、むしろ、かつての僕のためなのかもしれません。
 What's done is done.
 過ぎた時間は戻らない。
 でも、かつての自分と重ね合わせて今の部員たちを見ることはできる。
 厳しい言葉だって、理解できないことだって、きっとある。
 同じ人間だって、10年後、20年後には考え方も変わっているし、昔の自分を振り返った時にためいきがでることだってある。
 だから、僕はそんな過去の自分のために、できることを最大限にやってやろうと思っている。
 今年のチームスローガンは“Beyond”。
 顧問になってからの10年の全てだけではなく、自分が生まれてから今日までに得たこと全てを活かして、必ず越える。
 法政高校陸上部、この言葉が都内でキラキラと輝く言葉となるように。
2020年03月06日
 3年生へ
 卒業おめでとう
 毎年、式を終えて退場する時の卒業生の表情を見送るのが僕にとっての最後の務めだった。今年はそれもできなくなったので言葉で伝えることにする。
 君達との最初の出会いは中2の東京駅伝。澤部と小雪、そして川田が挑戦した。
 小雪は中3の夏以降から部活に参加した。
 とても永く一緒にいた気がする。
 君達は可能性の固まりだった。
 最初から意識高い系の女子と、最初は意識低い系の男子。
 女子は強い先輩達の背中を見ながらどんどん成長し、男子は先輩が少ない中で後輩ができたことから急激に成長するようになる。
 どちらの可能性も、君達と初めて会った時から感じていたんだと言ったら信じてもらえるだろうか。

 人は間違う生き物。
 二十歳になった自分が10代の頃の自分を振り返ればあの頃は何もわかっていなかったと思うものだし、二十歳の自分のことだって30代になって振り返ればやっぱり何もわかっていなかったと思うもの。
 ここで過ごした3年間も、きっとそういう気持ちになると思う。
 厳しく接した言葉の意味も、いずれ本当の意味がわかる日が来ると思う。

 人は成長し続ける生き物。
 正しいと思ったことも明日になったら間違いだったと気づくことになるかもしれない。
 40を超えた自分も顧問になった30代の自分には言いたいことがたくさんある。
 でもそれは、ただ歳を重ねた人には得られない感覚。
 毎日精一杯生きてきたからこそ、気づけること。
 Seize the day
 君達と何度も叫んだ言葉。
 そしてこれからも、この言葉を君達の未来の後輩達と叫んでいくことだろう。
 その度に君達との日々を一人思い出すだろう。

 君達との3年間は熱すぎたから、もう一度やれと言われても断る。
 それだけのエネルギーを君達には惜し気もなく注ぎ込んできた。
 いつか、君達がピンチになった時にそのエネルギーを呼び覚ましてくれると思う。

 最後に、最新のアメリカ心理学の研究を1つ紹介しておく。
 「ランダムに抽出した10代から60代の人達に1日3回時間を変え、その人が今どれくらい幸せだと感じているかを1?10のスケールでメールで10年間答えてもらった統計。男性、女性、社会的地位関係なく、10代より20代、20代より30代、…つまり歳を取れば取るほど人は幸せだと感じていたことがわかった」

 In three words I can sum up everything I've learned about life: it goes on. 
 たった3つの言葉で私が人生で学んだ全てを表すことができる、
 人生は続いていく
 ーRobert Frost

 高校生だったから楽しかったわけではないし、陸上部だったから輝けたわけでもない。
 人生は重ねれば重ねるほど幸せだと感じられる特別なもの。
 人生、即ち冒険。
 冒険していれば、もちろん苦難も待ち受けている。そのことは陸上に例えて何度も話してきたはず。
 苦難も含めて冒険を楽しむこと。
 君達の今後の冒険に幸あれ。
 ありったけの想いを込めて。

 法政高校陸上部顧問
 木村 越
2020年02月08日
 おはようございます。
 武蔵野陸上競技場での練習でした。

 今日は推薦受験で合格した陸上経験者の中学生も参加しました。
 人は人との関わりの中で大きく成長していく。
 それは上級生にとっても同じこと。
 新しい出会いが新たな刺激を生みます。
 今日話したのは、アメリカのライアン・ホール選手のこと。
 彼はキリスト教徒です。
 高校生の頃はマイルを専門に、400M51秒で走れる走力がありましたが、世界と戦うには50秒を切るくらいのスピードがないと通用しな い。
 大学時代は自分の限界との悩みの戦い。
 高校時代、大きなレースの前に選手たちが書くノートに自分が優勝候補として名前があがっているのを見て、緊張し力を発揮できなかったこと。
 国の代表選手を決めるレースで力を発揮できなかった時も、SNSでは自分についてほとんどの人が励ますようなポジティブなコメントを残してくれていた。
 でも、それらポジティブなコメントを今では思い出せなくても、その中にあったたった一つのネガティブなコメントは今でも忘れられない。
 ネガティブな言葉が持つ力は、ポジティブな言葉を上回る。
 ターニングポイントは、ある聖書の言葉。
 大きな大会で、それまで過去2年間、力を発揮できなかったレース前。
 このレースではうまくいかない、そういう気持ちがつきまとっていた。
 そこで目にした聖書の言葉、全ての人は神の子であり、神の戦力だということ。
 自分自身だって自分のことを信頼できない。他の人の評価を気にしていたら、いつだって不安でいっぱいになる。それでも彼にとっての神は、自分がどんな結果を出そうとそんなことで自分に対する評価を変えたりしない。自分を作り出した存在。ちっぽけな自分には考えても理解することができない壮大な計画の中で、自分は必要とされ、作られた。
 ちっぽけな自分の存在が神様にとっての武器であるという事実。
 レース中、そのことだけが彼の頭の中にあり、過去最高のレースで2位となることができた。そのことが彼のその後のランニング人生にも大きな影響を与え、彼はアメリカで最速のハーフマラソン記録を生み出す。

 例えば、自分が子供のレースを見るときに、順位で評価をするかというとそんなことは関係ない。
 子供たちが与えられたものの中で、最大限にそれを発揮しようと努力している姿を微笑ましく、誇らしく思いながら見る。
 ましてや、キリスト教徒である彼から見たときの、神様の愛は無限。
 自分が仮にミスをしたとしても、そのことを知らなかったのは自分だけ。
 神様はそんなことはわかっていて、それでも何か大きな計画の中で彼を走らせている。
 彼にできるのは、結果に左右されず、自分が与えられたものを最大限に生かしながら、その日できることをやるのみ。

 自分達にこの話を置き換えてみる。
 自分以上の大きな存在を持っているかどうか。
 それがチームであるとするならば、一人ひとりが貴重な戦力で、結果を恐れず、与えられた環境の中で最大限生きていくこと。
 オバマ大統領がかつて言っていた。
「自分がしてきた大きな決断の中には、誤りだったものもあるかもしれない。それでも、他人の評価によって自分の信念が変わることはこれまでもなかった。毎晩、寝るときに、ふと問いかける。自分にできることの全てをやりきった一日だったかと。YESと答えられたとき、自分は安心して眠りにつくことができるのだと」
 
 Seize the Day
 
 この言葉の意味をこれまで以上の深みを持って、もう一度それぞれが受け入れてみること。

<練習ベスト更新者>
60
☆北島、村野
5000、3000、1000
☆酒井
2020年01月07日
 あけましておめでとうございます。
 今年も法政高校陸上部をよろしくお願いします。
 
 →高尾山トレイル&初詣様子
 
 今日は高尾山トレイルラン&初詣。
 卒業生も集まってくれました。
 会わなかった一年でいろいろなことを経験し、大学を卒業し、就職し、それぞれの道へと旅立つ過程が聞けてうれしい機会です。
 今年は自分が顧問になって10年目。
 これまでの失敗を糧にし、越えられなかった様々なことへの本当の挑戦をする年。
 スローガンは“Beyond 〜その先へ〜”としました。
 overではなく、beyond.
 越え続ける日々となるように、妥協せず、甘えず、苦しみながら進んでいきたいと思います。
 春には、今とは全く違うチームへと成長しています。
 応援のほど、よろしくお願いします。
2019年12月27日
 おはようございます。
 TTで練習納めでした。

 今日は広尾高校との合同練になりました。
 希望の1年にふさわしい締めくくりとなりました。
 想像もできなかった1年間となったこと、
 部員の想いと、顧問の想いが一つとなり、本当のチームに近づいたからこそ見られた景色に感謝。
 2020年は、更に加速していきます。

<TT>
100 
2年瓜生 11秒24(PB更新)☆
2年佐久間 11秒93(PB更新)
2年清水 12秒59(PB更新)
2年佐藤 12秒64(PB更新)

2年野口 13秒77(PB更新)
2年大島 13秒89(PB更新)
1年坂本 13秒98(PB更新)
2年北島 14秒65(PB更新)
1年村野 14秒71(PB更新)
1年鈴木 15秒03(PB更新)

200
2年瓜生 23秒16(PB更新)
2年清水 25秒58(PB更新)
2年佐藤 26秒54

2年大島 29秒60(PB更新)
2年野口 30秒04(PB更新)
1年坂本 30秒29(PB更新)
2年北島 31秒06(PB更新)
1年村野 31秒50(PB更新)
2年鈴木 32秒59(PB更新)

1500
2年西川 5分00秒25
1年伊藤 5分00秒86
1年川崎 5分06秒51(PB更新)
1年諸井 5分07秒40(PB更新)

1年松下 5分29秒89(PB更新)☆
1年南雲 5分46秒40
1年早川 5分59秒19(PB更新)

3000
1年上田 12分19秒30
1年桜子 12分36秒31
1年大津 13分01秒01(PB更新)

5000
2年大塚 17分00秒46
1年酒井 17分40秒50
1年隅内 吉原 18分03秒24
2019年12月25日
 おはようございます。
 三送会&修了式でした。

 →三送会の様子

 3年生へ
 希望の掛け声で始まった今年一年を、奇跡の一年に変えてくれたのは紛れもなく君達だった。
 あと何年かかるだろうと思っていた景色を見せてくれた君たちには感謝する言葉が見つからない。
 君たちが入ってくる年の最初のHPで、こんなことを書いていた。
「 Hope smiles from the threshold of the year to come, whispering, "It will be happier."
 希望が来る年の境界線から微笑み、囁きかける「きっと素敵なことが起きる」―Alfred Lord Tennyso
これから始まる2017年がどのような1年になるのか楽しみです。道は僕達の前にある。横でも、後ろでもなく、前に。」
 一度は顧問をやめようかと思った翌年の決意でした。
 そして、君たちがやってきた。
「 おはようございます。
 今日は新歓でした。
 1年間、この日を待ち続けるサイクル。
 新入生が入ってきて、陸上部を知ってもらって、走ることについて学んでもらい、何のために頑張るのか4継や駅伝で実感して、陸上部を好きになる。チーム戦を大切にする以上、次の陸上部を背負っていくメンバーは必須ということもありますが、それ以上に大切にしていることがあります。
 説明会に来てくれた人には話しましたが、原点は僕自身の高校時代。
 あの頃感じたこと、経験したことが今の自分を形作っていて、どんなにつらいことや、思っていたこととは違うことが起きたときでも、それでもやっぱり前向きになって頑張ろうと思えるのは高校3年間で自分が体験した貴重なことのおかげ。
 僕はそれをみんなにも経験してほしいと思っています。
 それが原点です。
 高校3年間が終わるとき、自分は今後どう生きていくか、何を大切にするか、そういう景色が見えるように、そういう場所になるように陸上部を作っていきたいと願って顧問をしています。
 そして、それが少しずつ、確実に形になってきていると感じています。
 これまでの先輩たちは僕と同じ想いをして卒業した人もいれば、そうでなかった人もいました。悲しい思いをして卒業した人もいます。
 そのことに対しては本当に申し訳なかったと、今でも思うことがあります。
 起きてしまったことは受け入れなくてはいけない。
 そこから学び、先に進む。
 僕たち法政高校陸上部はまだまだ成長の途中。
 君たち一人ひとりが貴重な歴史の担い手であり、いずれ法政高校陸上部を振り返った時に、僕はきっと未来の後輩たちにこう言うと思います。
 「あのとき、あいつらがいたから、今の君たちがあるんだ」と。
 これまでの3年生を想う時、そうであるように。
 想いが一つになれば
 最高の3年間になる 」

 君たちとの始まりの物語を思い出すと、どうしても最初に浮かぶのが、野球応援の日に代々木体育館競技場で練習した時のこと。あの時、まだ何も知らない君たちに僕は3年後の夢を語っていた。
 あの約束は果たせただろうか。
 想いが一つとなり、最高の3年間となったのかどうかは聞かないが、
 君たちのことを思う後輩たちがこんなに集まったことを忘れないでほしい。
 君たちがキラキラに輝いていたから、これだけの後輩が集まったのだから。
 松浦たちの姿を重ねながら君たちを見てきたように、
 残された後輩たちに君たちの姿を重ねながらもう一度挑戦するから。

 君たちと果たせた夢、そしてその先へ。
 これで本当に君たちとの冒険は終わり。
 必要なことは全てもう伝えた。
 ここから先は、一人で行かなくてはならない。
 でも大丈夫。
 信念あるところに、必ず仲間は集まるから。
 
 陸上部が進化し続けること。
 それこそ、君たちへの最高の応援歌。
 自信をなくしそうになったときにこそ、思い出せ。
 君たちにだけ与えられた無敵の言葉を。
 Go Seize the day.
 
2019年12月23日
 おはようございます。
 多摩湖での練習でした。

 多摩湖でしかできないことがあります。
 学校の近くにこういう環境があればと思ってしまうくらいの環境。
 こういうところで練習できる機会を最大限に大切にすること。
 今年の快進撃はここから始まりました。
 そして今日の練習も来年につながるものに。
 去年よりも良い練習ができたことが来年の更なる進化に続きます。

<多摩湖周回駅伝>
1年 隅内 7分57秒(PB更新)☆
2年 大塚 8分03秒(PB更新)
1年 酒井 8分13秒(PB更新)
1年 吉原 8分45秒(初)
2年 原口 8分46秒(PB更新)
1年 伊藤 8分58秒(初)
1年 諸井 9分10秒(初)
1年 川崎 9分14秒(初)

2年 岩城 9分17秒
2年 梅澤 9分36秒
1年 松下 9分49秒(初)
1年 南雲 10分07秒(初)
1年 桜子 10分45秒(初)
1年 早川 10分56秒(初)
1年 大津 11分10秒(初)
 

2019年11月22日
 おはようございます。
 三鷹駅伝前最終ミーティングでした。→三鷹駅伝ポスター

 あれから一年。
 大人のチームであれば、毎年同じメンバーで出続けることは可能。
 でも、僕たちは違う。
 毎年、メンバーは変わる。
 いつだって今のメンバーが最強だと思って指導している。
 だから、一年後というのは、最強への再挑戦としては短く、そこにたどり着くまでに起こさなければならない奇跡の数々を考えると果てしなく遠い。
 そんな一年だった。
 最強の世代のエースだった松浦さんも、それを超えた3年の澤部さんもいない。
 2年生はもちろん強い。
 でも、それだけでは足りない。
 1年生がどれだけ成長できるか。
 それが強いチームになるための第一条件。
 男子の勢いは1年も2年も関係ないほど、熾烈なものとなり、歴代最強メンバーと呼ぶにふさわしいチームになった。
 女子は少しスタートが遅かった。
 1年が2年との差を当たり前のように受け止めてしまい、それを越えようという気持ちが例年より薄かった。
 都駅伝を経験し、何とか間に合った。
 でも、何か1つでも歯車が狂ったら崩れてしまう危険もはらんでいる。
 三鷹駅伝は来年もやってくる。
 でも、そこには恐らく3年はいない。
 このメンバーで臨めるのは一回だけ。
 出られないメンバーもいる。
 後援会の方は慰労会まで準備して当日は始発で駆けつけてくださる方ばかり。
 頑張らなければならない理由を挙げればきりがない。
 でも、敢えて言おう。
 背負うのはただ一つ、希望。
 この走りが春にどのような可能性を見せるのか、
 このチームの最終章の始まりがここであること。
 希望の最終章は、次の可能性への挑戦。
 3年生から送られた12位という肩書きだけ背負うのか、
 スタート地点とするのか。
 今日メンバーに選ばれた選手はそれぞれの弱さと向かい合い、戦う2日間となる。
 その分、強くなる。
 自分も共に戦い、走る覚悟なければ次へのチャンスも消えていく。
 覚えているだろうか。
 新歓からずっと言い続けている言葉を。
 次の主役は君だ。

 
2019年11月12日
 おはようございます。
 三鷹駅伝選考会でした。

 短距離で、副部長の野口さんが駅伝チームが三鷹駅伝試走に行ったときの練習中に、市民の方から声をかけられた話をしてくれました。
 法政の駅伝を応援している、その言葉が心に大きく響いたこと。
 応援してくれる人にも様々な想いがある。
 
 三鷹駅伝は、法政が吉祥寺から三鷹へと移転してきた時に、当時の市長と学校長の間で「1日も早く法政が三鷹の地に馴染めるように」という話から参加するようになったのがきっかけです。まだ僕が顧問になる前のこと。
 年月を重ねる中で、三鷹駅伝に対する想いも大きくなっています。
 何かと迷惑をかけてしまうことが多い法政の生徒たち。
 でも、その中には、走ることに向き合い、自分の弱さと日々戦い続けている生徒がいること、
 法政という名前に誇りを持ち、
 その身を捧げる応援をしているチームがあることを、
 たった数秒の風となって通り過ぎることで伝えよう。
 圧倒的な力をもって。

<女子3000>
2年 梅澤 11分33秒75
1年 松下 11分43秒10(ベスト更新)
1年 上田 12分02秒32(ベスト更新)☆
1年 南雲 12分13秒46(ベスト更新)
1年 桜子 12分32秒22(ベスト更新)
1年 早川 12分58秒32(ベスト更新)
2年 続池 13分25秒71
1年 大津 13分36秒61(ベスト更新)

<男子3000>
2年 大塚 9分52秒52(ベスト更新、歴代2位)
1年 隅内 9分59秒69(ベスト更新、歴代3位)
1年 酒井 10分19秒87(ベスト更新)
2年 本橋 10分38秒31(ベスト更新)
1年 伊藤 10分59秒64(ベスト更新)
1年 川崎 11分17秒21(ベスト更新)
1年 諸井 11分15秒69(ベスト更新)

<練習ベスト更新者>
60
瓜生、野口、大島、☆北島、杉山、鈴木、坂本、村野

2019年10月31日
 おはようございます。
 都駅伝事前ミーティングでした→駅伝への想いへ
2019年10月23日
 おはようございます。
 駅伝試走会第2回でした。

 昨夜、今年度の東京駅伝は荒川河川敷コースから、トラックへと変更するという旨の連絡がありました。
 それに伴い、今日はトラックでの試走会となりました。
 もちろん、荒川河川敷で駅伝形式でやる都駅伝に対する想いはあります。
 でも、それを語るのは今ではない気がします。
 すべてが終わってから振り返ればいい。
 今はまだ、戦っている段階。
 一瞬でも迷ったチームから脱落していく。
 僕たちが大切にしてきた戦い方はむしろ、駅伝よりもトラックで最大限活かされる。
 持ちタイムでは勝てない選手に勝つという経験をみんな何度も繰り返してきました。
 中には、勝手にモチベーションを落としてくれる学校もあるかもしれません。
 それならば、僕たちはこれまで通り、法政らしい戦い方をしよう。
 全てのことが必然なのであれば、きっと今回の変更は僕たちに大きな味方をする。
 もしかしたら日曜日になり、一般の生徒も来れるかもしれない。
 足を痛めている部員にプラスに働くかもしれない。
 
 ペースコントロール
 応援
 駅伝シーズンでもトラックを最後までやってきたこと
 私学総合6位になったのも、トラックでのこと
 すべてが僕たちにプラスとなることを示している。

 今一度、見せつけよう。法政の強さを。
 初心者から始めた部員が多い僕たちが、この3年間でどれだけ成長したのかを。

 
 
2019年10月19日
 おはようございます。
 関東大会でした。

 →関東大会結果
 →関東大会の様子

 新たな歴史の1ページ。
 イメージさえできなかった大会。
 岩城さんは疲労骨折を抱えた状態で練習は1回のみ。
 今回は参加できないことも視野に入れての大会でした。
 たとえ走れたとしても全力では走らないこと、そう約束して臨みました。
 女子1500の前が4継でした。
 この舞台の熱量。
 バトンが上手く繋がらなかった選手は泣いていました。
 溢れ出る想い。
 積み重ねた練習。
 始発で片道3時間以上かけて来ましたが、試験期間でなければ部員みんなで見たかった大会でした。
 今日の岩城さんの走りは立派でした。
 本気で走れば決勝に残ることも、もしかしたら表彰されることも夢ではありませんでした。
 都駅伝を走りたい、その気持ちが夢の舞台で思いっきり走ることを上回ったのです。
 それでも都駅伝を走れるとは限りません。
 全ては足の状態次第。
 岩城さんが走れなくなったとしても、法政のプライドを背負って誰かが走る。
 順位だけが全てではない。
 戦いは、走ることかもしれないし、走らないことかもしれない。
 一人ひとりに託された無数の選択肢。
 最強の自分であるために必要な選択を継続すること。
 その選択が正しかったかどうかは2週間後にわかる。

 都駅伝まであと14日。
2019年10月14日
 おはようございます。
 駅伝選考会&TTでした。

 小雨ふりしきる14℃。
 中長にとってはベストな気温。短距離にとってはタイムが出しづらい環境。
 この日のために、最高の自分を日々積み重ねて来たかどうか。
 問われるのは、遠回りをどれだけしてきたか。
 そこから得られた勇気。

<TT>
男子100
 瓜生 11秒64
 佐久間 12秒28
 佐藤 12秒56
 関根 12秒63(PB更新)
 
女子100
☆大島 14秒04(PB更新)
 野口 14秒41
 坂本 14秒43(PB更新)
 村野 15秒29
 鈴木 15秒46(PB更新)

男子200
 瓜生 24秒04
 佐久間 25秒29
 関根 26秒01
 佐藤 26秒26
 
女子200
☆大島 29秒66(PB更新)
 坂本 31秒12(PB更新)
 鈴木 31秒91(PB更新)
 村野 32秒15(PB更新)
 
<駅伝選考会>
男子8000
☆2年大塚27分48秒10 (選考会歴代記録更新)
1年吉原28分46秒27 (選考会歴代3位記録更新)
2年瀬崎29分01秒43 
1年酒井29分08秒40 
1年隅内29分08秒87

男子3000
福澤3年9分46秒94 
矢田3年10分01秒03 
本橋2年10分17秒59 
福島3年10分35秒52 
伊藤1年10分52秒66 
原口2年10分53秒74 
西川2年11分22秒31 
諸井1年11分31秒79 
川崎1年11分37秒79 

女子5000
松下1年20分47秒70 
小雪3年20分57秒18 
上田1年21分48秒49 
桜子1年22分20秒00 
早川1年23分33秒75 


2019年10月05日
 おはようございます。
 井の頭での練習でした。

 連日の集中練習で、疲労と怪我との戦いが始まっています。
 栄光への近道はなし
 1日我慢することが1週間ダメになることを救うこともあります。
 調子がいい時や、速くなってきているときほどその先に進みたくなる気持ちを抑えるのが難しい。
 結局、自信がある人ほど成功する確率が高い、とはこういうことなのです。
 栄養、睡眠、練習、3本柱を大切にすること。
 自分の限界を受け止める強さを持つこと。
 そのうえで、その先を見続けること。

 Hope is patience with the lamp lit.
  希望とは先に見える光への忍耐
 ―Tertullian

<練習ベスト更新者>
2000
福澤、矢田、本橋、伊藤、諸井、早川、上田、☆松下
2000×2
岩城
2000×3
瀬崎、隅内、酒井
2019年09月25日
 おはようございます。
 駅伝選考会でした。

 男子は歴代の選考会記録を超えました。
 5人の平均値で考えると飯盛君たちの代より30秒も速い。
 あの頃は7人が選考会に揃うこと自体難しく、7人のデータはありませんが、7人で出したらもっと大きな差になります。
 去年と比べると平均で1分以上も速くなっています。
 まだ駅伝の集中練習をしていないので、これからまだまだ加速度的に伸びます。
 選考会で見える数値以上に、当日までの伸びが見込めるからです。
 逆に数字上不安が残ったのは女子チーム。
 単純に見ると去年のチームより遅くなっています。
 選考会に対して去年ほど合わせていないため、実力の8割以下くらいしか出せていないのが主軸の3人。
 そのことを考慮してみても、これからの駅伝練習と自主練習でどれだけ駅伝の走りに改良することができるかが大きな鍵となります。
 怪我なく、チーム全員が同じ目標を胸に、一つになること。
 それなくして、ここから先の描いた頂上に辿り着くことはありえません。
 僕には来年という言葉もありますが、君たちにはありません。
 このチームで迎えられる11月3日は、たった1回きり。
 都駅伝まであと39日。

<男子5000>
大塚2年16.3756 (歴代選考会記録2位)
吉原1年17.1867 (歴代選考会記録3位)
瀬崎3年17.1981 (PB更新)
隅内1年17.2496 (PB更新)
酒井1年17.2874 (PB更新)
福澤3年17.3529 (PB更新)
福島3年17.5424 (PB更新)
伊藤1年20.0363 (初)
川崎1年20.2602 (初)
諸井1年20.3478 (初)

<女子3000>
岩城2年11.0179 (女子歴代選考会記録更新)
梅澤2年11.2525 (初)
澤部3年11.3030 
続池2年12.0730 (PB更新)
松下1年12.0977 (PB更新)
小雪3年12.2720 
上田1年12.4268 
桜子1年12.4350 (PB更新)
南雲1年12.5709 (PB更新)
早川1年13.0771 (PB更新)
大津1年14.1090 (PB更新)
らら1年15.0419 (初)

<練習ベスト更新者>
400R
坂本→大島→北島→野口 55秒28
2019年09月23日
 おはようございます。
 都新人大会でした。

 →3日目の結果
 →3日目の様子

 前に進む距離は少しずつと変わらなくても、周りの状況次第で一気に前に進むこともある。
 都新人に来るメンバー。
 みんな等しく何かを犠牲にしながら、夢を持ち、努力してきた。
 その中で勝つことは容易ではない。
 今回の都新人での飛躍は、法政高校陸上部の目指してきたことの正しさを証明し、東京都の高いレベルでも通用することを再確認できた。
 君たちにおいては、安心して、練習に集中すること。
 僕たちにしか持っていないものがあり、
 それが勝つために必要だと確信できたのだから。
 才能がある人が、勝利に対する意欲を持ち、科学的なトレーニングによる努力を続けたなら、東京都で一番になる日も遠くはない。
 都大会に出れる人とそうでない人の一番大きな違いは、才能ではなく、勝利に対する意欲であることを改めて伝えておこう。
 次の主役は誰だ。



2019年09月22日
 おはようございます。
 都新人大会でした。

 →2日目の結果
 →2日目の様子

 会場につくと顔面蒼白な梅澤さん。
 気持ち悪いとのこと。
 緊張。
 この大会でやるべきことを明確にして、ライバルとの戦いではなく、自分との勝負に切り替え。
 タイムレースで6組上位8人が決勝進出なので、各組のタイムを記録しながら応援。
 梅澤さんは設定よりもかなり速いペースでラスト200Mに来たのでこれは行けると確信。
 法政高校歴代女子記録更新の走りで決勝進出しました。
 岩城さんの3000。直前まで不調だったため、3000の練習はほとんどできていませんでしたが昨日の結果から攻めの設定で臨みました。
 設定タイムよりは落ちましたが、当初の目標の10分30秒切りを達成するいい走りでした。
 ドラマはそこから。
 昨日の1500の上位2名が3000で関東を決めたため、岩城さんが繰り上がりで関東に出場できることになりました!
 希望の1年にふさわしい新章の幕開けです。

 明日は梅澤さんの決勝です。

2019年09月21日
 おはようございます。
 都新人大会でした。

 →都新人初日結果
 →初日の様子

 これまで何回も跳ね返されてきた都新人。
 今年は初の決勝進出をかけての戦いでした。
 1500では岩城さんが予選以降不調に陥りました。
 今回は間に合わなくてもいいと言っていましたが、僕が体調を崩したのが人柱となったのか一昨日の練習から復活。
 これまでの直前練習での最高記録更新。
 何とか間に合いました。
 梅澤さんは順調に練習を積めました。
 今回の大会で5分を切れば都選抜標準記録を突破できます。
 春の段階では持ちタイムなしだった部員が立派な選手となりました。
 そしてレース開始。
 まずは岩城さんから。最初の2組が対照的で1組は着順狙いでスローペース。2組はハイペースでバテて落ちましたがそれでも1組より速いという流れの3組。
 岩城さんはプラン通りのタイムで入り最後方からのスタート。
 周りが飛ばしていたので2周目に入るところでペースを上げなくていいと指示。3周目で3着争いになりましたが、余力を残していた岩城さんが 安定の着順で決勝進出しました。
 僕が顧問になってからでは本校初の都大会決勝です。
 そして最終組で梅澤さんが登場。
 最初アウトコースをそのまま走ったり、ペースが速すぎたり心配な展開でしたが、練習してきたことがしっかりと現れて最後まで走り切れました。
 狙い通りの5分切りで都選抜標準記録突破。
 二人とも法政らしい走りをしてくれました。
 そして決勝。
 レースの展開は読んだ通り速いペース。この展開だと岩城さんの走りが光ります。最後方から徐々に追い上げ、ラスト200M地点では8位。そこから一気に加速して5位入賞!!
 本校初の決勝で表彰という快挙を成し遂げました。
 おめでとう!
 明日も梅澤さん、岩城さんの挑戦は続きます。

2019年09月01日
 おはようございます。
 都新人予選でした。

 →2日目の結果
 →2日目の様子

 まずは女子800
 続池さんが初の決勝進出をしました。
 梅澤さんは貫禄の走りで決勝進出。
 男子200では初日に引き続き瓜生くんが準決勝進出。
 改善したポイントが結果を出しています。
 そして800決勝。
 梅澤さんが前半の入りを失敗しましたがしっかり粘って全体2位で都新人決定。
 女子3000
 体調不良で出られないと思っていた岩城さんでしたが、無理しない範囲で走ることに。
 それでも昨日の1500のタイムから算出した10分51秒ぴったりで帰ってきました。
 全体2位で都大会進出。


 最初は1滴だけの輝きだったものが、周りにも伝わり、大きな輝きを放ち初めています。
 今年の夏の3連戦は非常にタフでしたが、その分得られたものの大きさはこれまでとは比較になりません。
 そしてチームは駅伝モードに入ります。
 今日までやってきたことを一つも無駄にすることなく、歴代最強にふさわしい戦いをしたいと思っています。
 全ては都駅伝のために。
 どんな景色が待ち受けているのか、今からワクワクが止まりません。

2019年08月31日
 おはようございます。
 都新人予選でした。

 →都新人予選初日の結果
 →初日の様子

 男女ともに私学大会で浮き彫りになった課題に取り組んで迎えた今大会、短距離の快進撃が止まりませんでした。
 瓜生くんはいよいよ安達くんの持つ記録に迫るタイムで初の準決進出。
 練習の時からコツを掴んでいた野口さんも記録を大幅に更新して準決まであと0.14病院にまで来ました。
 大島さんも13秒台に入りました。
 たった1週間でも本気で取り組めばこれほど大きく変われることを経験。
 これでやる気にならなければ、人生の無駄遣い。
 もうやるしかありません。
 そして400M佐久間くんも準決勝進出。
 短距離ブロックが法政の走りを体現できるようになりました。
 準決勝で経験したことは、これからの練習に対する大きなモチベーションになります。
 女子1500
 岩城さんは体調不良。
 余裕ある設定で余力を残すことに。
 それでも流石の天気の子。
 前の組まで曇っていて丁度良い気温だったのに、急に晴れて暑い中でのレース。
 ゴールにたどり着けるか不安な中、さらに周りが岩城さんを警戒して最初から飛ばさない展開に。
 岩城さんがずっと先頭を走り続ける珍しい展開に。
 尚更、ペースを落とすわけにはいかなくなり、難しい展開でしたが、貫禄の組1位。
 そのあと体調不良で早退。
 梅澤さんは1500の走り方がわかってきたようで、目標としていたタイムも、堂々の4位で都大会を決めました。
 しかし、期待の4継では男女ともに法政の走りを見せることができず。
 チームとしてまだまだ足りていないことを思い知らされました。
 そして、1年生のビデオミス。
 マネージャーも含めて仲間のことを想う気持ちが足りていなかったため起きたこと。
 仲間のためにすることは、仕事なのか、思いやりなのか。
 初日は予想していたことも、予想していなかったことも、収穫も、反省もありました。
 でも奇跡はありません。
 全て必然。
 なるべくして成ったのです。
 できなかった時の悔しさを忘れないこと。
 そして、できた時の感動を刻むこと。
 明日もまた大きなドラマが待っている。

2019年08月23日
 おはようございます。
 私学大会最終日でした。

 →私学大会3日目結果
 →3日目の様子

 男子5000。
 大塚君がスタートは一番後方、ラストは圧倒的な1位で17分切り達成。新中長ブロック長として立派に法政の走りを魅せてくれました。
 酒井君も冷静にレースを運びました。
 男女200では順調に成長を見せましたが、改善すべきポイントも浮き彫りに。
 そして800決勝。
 法政が二人とも決勝の舞台に立つ日が来るとは。
 二人とも法政の走り方で立派に戦いましたが、梅澤さんが後半の追い込みも届かず3位を逃す。その差わずか0.01秒。
 これぞ陸上。いい経験ができました。
 そして3000。
 澤部さん、トラックラストランです。
 去年は0.01秒差で9位。悔しさから積み重ねてきた1年間。それでもレース前は他の選手の持ちタイムを見て不安になっていました。
 やってきたことを信じて走れば必ず8位には入れる。そう話して送り出しました。
 今回の大会では、個人の活躍はもちろんのこと、チームを想う気持ちも光りました。
 昨日の800M予選、梅澤さんが上手く走れず進出ギリギリのラインになりました。
 普段から勝つために必要な3つの要素の話をしていますが、3年の澤部さんが後輩の決勝進出を祈りながら周りのゴミを拾いまくったそうです。
 天の時。
 澤部さんの仲間を想う気持ちが届いたのです。そして澤部さんのことを想う仲間の気持ちも。
 2名ずつしか出られない私学大会。
 法政高校陸上部の代表としての誇りと、
 出られない仲間に対する想い。
 人は誰かのために何かをする時に限界を越えた力を発揮する。
 だからチームではない集団には負けないし、
 ただの友達の集まりにはない絆がある。
 法政高校陸上部
 チームになることができたのか。

 来週はいよいよ都新人予選会です。
 変わらぬ応援のほど、よろしくお願いします。

2019年08月22日
 おはようございます。
 私学大会2日目でした。

 →2日目結果
 →2日目の様子

 100では瓜生くんが追い風参考ながら11秒5台。女子も13秒台に迫ってきました。
 800では岩城さんと梅澤さんが二人で決勝進出を決めました。
 二人らしい走りをそれぞれが見せてくれることを期待しています。
 いよいよ私学大会も明日で最後です。


2019年08月21日
 おはようございます。
 私学大会初日でした。

 →私学初日結果
 →初日の様子

 中長3年にとっては法政高校陸上部で走る最後のトラックレース。
 瀬崎君と福澤君の走りが印象的でした。
 入ってきたときは二人ともどうしようかなというくらい、走るのには向かない体つき、フォームも何もダメでした。
 男子の先輩達もいない中、3年かけてお前達が法政高校陸上部男子チームの歴史を作れと言ってきました。
 二人ともいろいろありました。
 真剣な思いを積み重ねてきたライバル達と同じ舞台で堂々と戦っている姿が感動的でした。
 そして女子4継。多摩大会はまだ合宿の疲労も残る中でのレースでしたが、今回は言い訳できません。
 勝負の時。
 2レーンということで少し前半力んだ感じがありましたが、それでもベストを0.67秒更新。これが8レーンだったら55秒を切れていたと思います。
 大きな手応えを感じました。
 男子4継もいよいよ45秒台に入りました。あと1年かけて歴代記録の43秒71を越えてほしいです。
 先輩のいない代として2年間暗中模索を続けてきましたが、いよいよ光が見えてきました。
 あとはただ、光に向かって走るだけ。
 物語は始まっています。
 
 そして女子1500。
 岩城さんとは明日以降の連戦と、来週の都新人予選を見据えて無理せず走る設定に。
 ところが、トップで帰ってきました。
 梅澤さんも1500M初レースでしたが、見事なタイム。持ちタイムがなかったために一番遅い組での一人旅。条件的には厳しかったですが、立派なタイムを出しての組1位。
 そして、まさかの岩城さん優勝。
 初日から希望の一年にふさわしいスタートが切れました。
 明日も応援の程、よろしくお願いします。
2019年08月16日
 おはようございます。
 多摩大会2日目でした。

 →多摩大会2日目結果
 →2日目の様子

 天気も含めて天の時。
 延期になったことが自分にとってプラスになったのなら天の時がつかめている証拠。
 マイナスになったのだとしたら、考え方でプラスにできたかどうか。
 僕が出るレースでは雨は降りません。
 天気さえ常に味方につけられる考え方を身につけること。
 例え、望むようなものではなかったとしても、常に全て必然のこととして受け止め、プラスに考えられるように。
 そういう人の前では、どんな天気でもアゲインストにはならないのです。
 多摩大会では、夏合宿の成果が見られました。
 法政高校陸上部にとって大きな一歩です。
 でも、満足してはいけない。
 悔しいと思う気持ち、自分ならもっとできるという気持ちがもう一歩先に自分を連れて行ってくれるから。
 次は私学大会。
 各種目2名だけの選ばれた戦い。
 出場できる部員は誇りに思うこと。
 サポートに回る部員は、共に戦うこと。
 悔しさを忘れてはいけないから。
 今度こそ、自分を変えるのだから。

2019年08月15日
 おはようございます。
 多摩大会でした。

 →多摩大会初日結果
 →初日の様子

 天気の子と言われている岩城さんのレース中心に天気は持ちましたが、そこから先は荒天。
 写真もあまり撮れませんでした。
 そんな中でも、自分達の努力が正しかったこと、他校のライバル達と比べてみたときの進化をそれぞれが感じられたレースとなりました。
 自分の可能性を信じて勇気を出せた人、弱気な自分が出てしまった人、
 全てが経験です。
 自分には時間がないとそう思っている人ほど努力します。
 まだあと2年あるのか、もうあと2年しかないのか。
 レースに出られる回数は限られています。
 縛られるのではなく、毎回の練習に対するモチベーションに。
 明日も法政の進化を見せつけよう。

2019年07月27日
 おはようございます。
 今日は都新人選考会でした。

 本来は雨予報。
 残念ながら、夏日の状態での選考会となりました。
 危険と隣り合わせだったため、無理せず、途中棄権も相次ぎました。
 体が熱馴化していれば走らせても良かったのですが、今年は梅雨の寒さが続いたため、体がまだ馴化されていません。
 そうした厳しい状況の中、それでもベストを更新した人たちには大きな拍手。
 暑さに弱いことが分かった人は、睡眠、食事などを一から見直すこと。
 選手に選ばれた人は、法政高校陸上部として誰よりも自覚を持って行動すること。

<都新人選考会>
5000
2年 大塚 DNF(確定)
1年 酒井 DNF(確定)
1年 吉原 DNF(確定)

3000
2年 岩城 DNS(確定)
1年 南雲 確定
1年 上田 確定

100男子
2年 瓜生 DNS(12秒14)(確定)
1年 山田 12秒68(確定)
2年 佐藤 13秒45(確定)
2年 関根・清水 DNS(13秒50)

100女子
2年 野口 14秒06(確定)
2年 大島 14秒25(確定)
2年 北島 14秒55(確定)
1年 坂本 14秒95
2年 杉山 15秒40
2年 鈴木 16秒00
1年 村野 16秒12

1500男子
2年 本橋 4分58秒61(PB更新、確定)
2年 原口 5分06秒53(確定)
1年 諸井 5分17秒32(PB更新、確定)
1年 川崎 5分19秒91(PB更新)

1500女子
2年 岩城 DNF(確定)
2年 梅澤 DNF(確定)
1年 松下 5分37秒47(PB更新、確定)☆
1年 南雲 5分45秒49(PB更新、3000確定)
1年 上田 5分52秒40(PB更新、3000確定)
1年 桜子 5分57秒39(PB更新)
1年 早川 6分19秒48
1年 大津 6分20秒71(PB更新)
1年 らら 6分41秒94

800男子
2年 西川 2分22秒72

800女子
2年 岩城 DNS(確定)
2年 梅澤 DNS(確定)
2年 続池 2分44秒18(PB更新、確定)

400
2年 佐久間 53秒09(PB更新、確定)☆
2019年07月23日
 おはようございます。
 武蔵野陸上競技場での練習でした。

 少し雨が降っていると、学校の数が減ります。
 本気で輝こうと思っている学校と、そうではない学校の小さな差。
 この積み重ねがスタートラインに立った時に、大きく出ます。
 今日は改めて、自分たちの立ち位置について話をしました。
 短距離は、4継で都新人を狙う。
 中長は都駅伝で女子10位、男子は飯盛先輩たちの代の記録を超えること。
 君たちの本気度が僕を越えた時、この目標は全て達成できる。
 都駅伝まであと103日。
 3年生と共に走れるタイムリミット。
 1日も無駄にできない。
 高校時代は戻ってこないのだから。
 悔いのない高校時代を過ごして、その先のステージに胸を張って進んでいけるように。
 高校時代が最高だった、なんてことを言う寂しい大人にならないように。
 最高の自分で今を過ごすこと。
 それしか、明日をプライドを持って迎えられる方法はないのです。

<練習ベスト更新者>
120後半走
☆佐藤、大島、村野
2019年07月14日
 おはようございます。
 都選抜大会2日目でした。

 →都選抜2日目の結果
 →2日目の様子

 雨の都選抜。
 岩城さんは体調不良。
 昨夜から気持ち悪いそうで、棄権を促しますが、本人は昨日の流れからベスト更新できる可能性があるため走りたいようで、出場すること に。
 梅澤さんの方は緊張との戦い。都選抜前はプレッシャーに押しつぶされそうになり、練習でも精彩を欠くことがありました。
 話をして、僕の特別講座でスポーツ心理学を学び、吹っ切れたようでした。それでも昨日は寝られなかったようです。

 まずは岩城さんから。最初の200Mの入りが遅く、本来とは違う走り方に。それでもそこからしっかりと上げていき、最後まで粘りました。体調 悪いながらもベスト更新。

 続いて梅澤さん。最初の200Mの入りは設定通り。400通過もぴったりでした。それでも後半スピード維持ができず、最後の直線で抜かれてしまいました。そのことが本当に悔しかったらしく、レース後も泣いていました。悔しい気持ちは自分を成長させてくれます。大切な経験ができました。

 今回の大会で得た一番大きな収穫は、サポートを含めてみんなで戦うことを学んだことです。選手の気持ちに添いながら、少しでも力になろうとする姿勢が見えました。二人がベストを出せたのは、君達のおかげです。
 一歩進むごとに、夢が近づいてくる。
 チームを進める次の一歩は、自分。
 1年生を含めて、本気を見せること。
 新人都大会選考会まであと、13日。
2019年07月13日
 おはようございます。
 都選抜初日でした。

 →都選抜初日の結果
 →都選抜初日の様子

 まずは岩城さんの1500から法政高校陸上部の都選抜はスタート。
 前回ベストを更新した学年別大会の時と比べて、より質の高い練習ができました。
 直前練習のタイムも前回とは段違い。
 前回は調子が悪くてむしろ不安になるくらいでしたが、今回は予定の設定タイムを楽にクリア。
 逆に本番が不安になるくらいの絶好調でした。
 どちらに転んでも、収穫あり。
 あとはリラックスして走るだけでした。

 そしていよいよ新生法政高校陸上部の挑戦がスタート。
 いつものように組の最後尾からのスタートになりましたが、それでも最初の100の通過が設定より1秒以上速く、オーバーペース気味。
 本人もすぐ気がついて少し落としましたが、設定より全体的に速いペースが続きます。
 もともと4分47秒設定でしたが、練習の結果から40秒を切れる感じがあったので、そのまま。
 700M地点から40秒を切るペースからは遅れてきましたが、安定した走りだったのでラスト300までそのまま。
 そしてラストスパート。
 本人のペースはイーブンより少し速いくらいまでしか上がりませんでしたが、周りがどんどん落ちていく中、最後の直線で先頭を捉えました。
 そして見事抜き去った瞬間、反対側のスタンドにいましたが、歓声が聞こえました。
 多くなった部員の声だけではなかったかもしれません。

 中学の頃の自分のベストを越えられるのか、不安になったこともあったようです(学級日誌参照)。まだまだ本人が持っている能力の7わりくらいしか引き出せていないと思っているので、簡単に更新できるよと伝えてきました。
 今日、3年ぶりに記録を更新し、一つ解き放たれました。
 明日は、梅澤さんと二人で挑む都選抜です。
2019年07月11日
 おはようございます。
 井の頭での練習でした。

 雨がちらついてきましたが、何とか練習間に合いました。
 岩城さんと梅澤さんにとっては最後の調整。
 二人とも絶好調です。
 その他のメンバーも、一人ひとりの意識が高い状態で練習できました。
 1年生も3カ月前とは比べ物にならなくなってきています。
 駒沢はジョギングコースが周りにあり、1周2.10975km。
 10周でハーフマラソン。
 待ち時間が長いので、しっかり走りましょう。
 短距離も、歴代の先輩は走っていました。
 初代短距離女子の瀧澤まや先輩は8周くらい一度に走っていました。
 今は何十倍もの倍率を勝ち抜き、トヨタで働いています。
 大学ではスポーツ健康学部に進み、優秀生徒として表彰され、2部体育会での経験を元に自分の好きなことを見つけました。
 コミュニケーションを大切にしたい。
 家だと一生に一度の買い物になってしまう、でも車だったら何度か人生に訪れる選択で、靴を買うのとは違った真剣なコミュニケーションを求められる。そういう真剣な想いの人と、真剣に向き合いたい。
 それが志望理由だったそうです。
 僕がそのときの採用担当だったとしても、やはり瀧澤さんを採用したいと思ったと思います。
 陸上部にいる時から、走ることが大好きで、トヨタに入ってからも会社のチームで走っています。
 トヨタグループで開かれる全国大会では、駅伝で優勝したそうです。
 駒沢から始まった道。
 明るい未来へと続いています。
2019年07月06日
 おはようございます。
 試験明けの練習でした。

 都新人予選選考会まであと3週間。
 1、2年生にとっては自分たちの代表を決める戦いが始まります。
 走ることがどれだけ好きか、
 そのための犠牲をどれだけ払うことができるか、
 その差が最高の自分と出会えるかの分かれ目。
 タイムはあとからついてくるもの。
 まずは自分の中の限界を取っ払うこと。
 人は不可能だと思っていたことでも、誰かが成し遂げることで、自分もできるようになる不思議な生き物。
 1マイル、1600Mを4分切ることは不可能だと言われていた時代に、ロジャー・バニスターが医学生としての研究姿勢を駆使して4分の壁を突破、それまで人類が1000年以上の時間をかけて越えられなかった壁が越えられた瞬間に、他の選手も続々と4分の壁を突破。今では、2マイルを8分以内で走れる選手がいる時代になっている。
 誰かが先頭を走り、不可能の壁を突破していくことで、法政高校陸上部もこれからもっともっと進化していけます。
 結果ばかり気にして、常にベストな状態を保つのではなく、走ることが好きだという気持ちの赴くまま、いろんな練習に挑戦してみてもいい。
 大切なのは、心の目標を常に持つこと。
 苦しさの中に楽しさを見出して走ること、
 ネガティブな気持ちにならず、最初から最後までできると信じてポジティブに走る、
 走れることに対して感謝の気持ちを持ちながら、1歩1歩を大切に踏みしめる、
 練習前に今の自分にとって大切だと思われる心の目標を持ち、その通りできたかどうか、自分に足りないものを振り返る。
 そうして、人間的に成長していく。
 最高の自分でいれば、タイムは自ずとついてくる。
 短距離なら都新人、来春の総体支部、中長なら都駅伝までのカウントダウンカレンダーを作ってみてもいい。
 1日、1日の大切さを忘れないように。
2019年06月22日
 おはようございます。
 井の頭での練習でした。

 試験前最後の練習。
 昨日の自分が勝ち取ったことから見えた次の景色。
 そこにつながるための必要なことの確認。
 そして、今日、合宿後から切り替わる新幹部の発表をしました。
 部長
 岩城
 
 副部長
 梅澤・野口
 
 主務
 鴨下
 
 中長ブロック長
 大塚
 
 短距離ブロック長
 佐藤

 佐藤君は上級生のいない短距離ブロックをここ1年ずっとまとめてきました。文武両道、しっかりまとめてもらいたいと思います。
 大塚君は怪我を乗り越え、僕の指導をスポンジのように吸収し、大きく成長しました。苦労した分、いろんな人の気持ちがわかるはずです。
 鴨下さんには主務をやってもらいます。主務は部長、副部長に並ぶ全体の管理者。練習時間の管理や、練習に対する姿勢などを含めて指揮ってもらいます。
 梅澤さんは途中入部ではありますが、人一倍高い意識で取り組み、都大会レベルにまで成長しました。後輩の面倒見も良く、時には厳しく注意することもできます。
 野口さんは怪我に苦しみ、悔しい想いをしてきました。もともとトランポリンの全国大会レベルの競技者だった高い意識があり、馴れ合うだけでなく、目的のために厳しい要求をすることができます。
 これだけの幹部が揃っている中で、部長は岩城さんにすることに決めました。
 理由は、僕達はもっと高いレベルに到達したいと願っている集団だからです。
 岩城さんもこの1年間、怪我に苦しみました。練習も他の部員と比べると7割くらいしかできません。一番歯がゆい想いをしたのは、自分自身だったと思います。
 そんな中でも、2年生ながら陸上部の歴代記録を全て塗り替え、都一年生大会、都選抜、都新人、都大会、都駅伝1区と法政高校陸上部の名を背負い、走り続けてきました。
 部員にも聞きました。「岩城の走りを見て、法政高校陸上部であることを誇らしく感じたことはないか」と。3年生も含めて手が上がりました。
 陸上部に一番貢献してきたのは誰か。
 その答えが岩城さんなのです。
 エースは何の役職もつけず、のびのび走らせる、そういう考え方もあると思いますが、それはチームと呼べません。
 圧倒的な存在感を持つ人間が先頭に立ち、チームのことを想いながら走る。チームの仲間たちが、そんなリーダーを見ながら、自分達も頑張ろうと走る。
 僕が目指すのは、そういうチームです。
 3年生と共に、歴代最高のチームとなって11月3日を迎えよう。
 史上最高と言われた去年のチームに挑戦できるチームになるように。
 希望の一年にふさわしい一日となるように。
2019年06月21日
 おはようございます。
 私学大会選考会でした。

 法政高校陸上部の歴代の先輩達も経験してきた選考会。
 懸ける想いでは勝てたのか、負けたのか。
 強いチームと弱いチームの違いは、歴史を背負っているかどうかです。
 1年生はどこの学校でも1年生、2年生になって少しずつやる気が芽生えて、3年生になったらラストというマジックワードで頑張る、そんな単純なサイクルを続けている学校は強くなりません。
 入ってきた時はどこにでもいる1年生であっても、陸上部の先輩達から指導され、その更に先輩達のことを伝え聞いているなかで、自分がその歴史の一部になろうとしていることに気づけば、中途半端な姿勢で取り組むことはできなくなります。
 強いチームには背負っている歴史があり、たとえ1年生であってもそれを継承していく文化があるのです。
 法政高校陸上部が強豪校と呼ばれるチームになるかどうか、今年はその瀬戸際に立つ一年間。
 これまでに卒業した先輩達からすると、単純にうらやましいチーム。
 こういうチームで走りたかった、そう言うと思います。
 叶えられなかった先輩達の想いを受けて、進化を続けた陸上部。
 先輩達の悔しい気持ちを晴らせるのは、君たちしかいない。

<私学大会選考会>
女子3000
(3年 澤部 事前確定)

男子800
2年西川 2分21秒82

女子800
(2年岩城、梅澤 事前確定)

男子100
2年 瓜生 12秒14(確定)
1年 山田 12秒49(確定)
2年 佐藤 13秒20
2年 関根 13秒50

女子100
2年 大島 14秒06(PB更新、確定)☆
2年 野口 14秒19(確定)
2年 北島 15秒10
2年 杉山 15秒50
2年 鈴木 15秒91
1年 村野 16秒08

男子1500
3年 福澤 4分28秒04(PB更新、確定)
3年 瀬崎 4分29秒40(PB更新、確定)
3年 矢田 4分48秒51
1年 伊藤 4分55秒77(PB更新)
2年 原口 4分59秒56
1年 諸井 5分20秒69
1年 川崎 5分23秒07

女子1500
2年 梅澤 5分13秒72(PB更新、確定)
2年 未来 5分38秒84(PB更新)
1年 松下 5分40秒64(PB更新)
1年 南雲 5分54秒57(PB更新)
1年 上田 5分58秒76(PB更新)
1年 早川 6分05秒08(PB更新)
1年 桜子 6分09秒64
1年 大津 6分32秒39(PB更新)
1年 らら 6分37秒85(PB更新)

(2年岩城 事前確定)

男子5000
2年 大塚 17分11秒69(PB更新、確定)☆
1年 酒井 17分51秒15(確定)
1年 吉原 18分02秒18
1年 隅内 18分20秒99
3年 福島 18分23秒48

男子200
2年 佐久間 24秒27(確定)
2年 瓜生 24秒44(確定)
1年 山田 24秒95

女子200
2年 野口 29秒47(PB更新、確定)
2年 大島 29秒77(PB更新、確定)
2年 北島 30秒30(PB更新)
1年 坂本 31秒58
2年 鈴木 32秒25
1年 村野 32秒27
2019年06月15日
 おはようございます。
 映像教材から学びました。

 恵みの雨なのか、部員も疲労がたまってきています。
 すべては必然なので、ここは走らずに速くなる日。
 スポーツ心理競技能力の測定をしました。
 自分の心の面の強いところ、弱いところがわかります。
 全国大会レベルの選手であれば200を超え、オリンピックレベルになると220を超えます。
 数値化することは研究する上で大切なことです。
 そして、映像は前回見せたと勘違いしていたボルトのビデオから見せました。
 世界で一番になる選手は世界で一番練習している。
 弱い人ほど、才能のせいにして、できない自分をできるようにしようと努力しない。
 陸上は冒険。
 目標に辿り着くことだけに価値があるのではなく、そこにいたる道、その過程全てを楽しむこと。
 続いて服部勇馬選手のビデオ。
 大学駅伝チームに所属しながらマラソン挑戦。
 悔しい失敗のあとの栄光。
 諦めた時点で可能性は消える。
 失敗と可能性について、誰よりも多くの失敗を経験し、そして大きな成功をつかんだ偉人の残した言葉です。

 “I have not failed. I've just found 10,000 ways that won't work.”
 “Many of life's failures are people who did not realize how close they were to success when they gave up.”
 “When you have exhausted all possibilities, remember this - you haven't.”
 失敗したわけではない。上手くいかない方法を1万通り見つけただけだ。
 人生における多くの失敗はあと少しで成功することに気づかず諦めた人々だ。
 全ての可能性が消えたと思ったとき、このことを思い出してほしい。まだ、ある、と。

 ― Thomas Edison 

2019年06月02日
 おはようございます。
 今日は学年別大会でした。

 →学年別結果
 →学年別様子

 まずは今日が初レースだった人へ。
 一生懸命やっているときは、目の前のことに集中していて、今、自分がどこにいるのかよくわかりません。
 他人との比較ではなく、自分が前に進めているかどうかだけ。
 それだってよくわからないことは多い。
 だからレースに出ることは怖くなる。
 今日のレースで1位になった岩城さんだって、それは同じでした。
 日本選手権で1位になった法政大学の選手も、朝はまずカウンセリングしてあげないといけないと苅部先生がおっしゃっていました。
 誰もが等しくスタートラインに立つまでの恐怖心と戦って、それに打ち克って立っているのです。
 今日経験した怖さは、成長していく自分の証。
 自分の可能性はまだずっと先。
 そして、チームへ。
 1年生の頃、澤部さんの前にはたくさんの選手がいました。
 でも、2年が経ち、0.01秒の差で2位。
 他校の部員たちも努力しなかったわけではありません。
 等しく夢を見て、努力した日々。
 でも、失敗から学び続け、進化し続ける法政高校陸上部の中で、人一倍強い想いで練習した日々が他の選手たちを置き去りにしました。
 強い選手がいるチームから、全員が強いチームへ。
 持ちタイムではなく、陸上にかける想いで他を圧倒できるように。
 今度こそ、自分の番だから。

2019年06月01日
 おはようございます。
 今日は学年別大会初日でした。

 →初日の結果
 
 今日は植竹先生のみの引率でした。
 昨日がスポーツ大会というイレギュラーな状況もありましたが、練習してきたことは裏切りませんでした。
 見ることはできませんでしたが、法政高校陸上部の戦い方ができたのだと思います。
 初日は表彰状までは届きませんでしたが、明日は法政の総力戦。
 成長した姿を見せる時。
2019年05月18日
 おはようございます。
 都大会2週目でした。

 →2週目の結果
 →2週目の様子

 直前までの練習で行ける可能性があると思った設定と、弱気な本人が納得できる設定の2種類がありました。
 欲張る必要はないので、本人が安心できる設定の中でもさらにゆとりを持たせた設定と、行けるはずの設定で指示しました。
 1周を86-87で行く話になっていましたが、結果としては85。
 レース前に85が多分一番楽に走れるペースだと言っても岩城さんは信じていませんでしたが、走り出したらむしろそのペースよりも速いペースで1周目を82で入り、次の周から85で安定。
 練習してきた通り、最後もきちんと上げられました。
 二度目となる3000の法政高校女子記録更新は27秒の大幅更新となりました。
 本人が一番わかってると思いますが、まだまだ練習序盤。
 来年は別次元のレースができるような1年間を送ってほしいと思います。
2019年05月11日
 おはようございます。
 今日は都大会初日でした。

都大会初日結果
初日の様子

 2年生での都大会挑戦は、法政高校陸上部初でした。
 更に来週の3000と2種目での挑戦となります。
 怪我の影響で練習にはかなり制限がかかりましたが、焦らず、無理せず、順調にタイムを更新してきました。
 今日の走りはまさに圧巻。
 事前に打ち合わせた通りのレース運びで、狙っていた4分50秒を見事に切りました。
 来年は決勝へ。
 夢ではない目標として、こう書けることがうれしいです。
 今日の走りを見た部員たちの心にもきっと、
 次は自分だ、
 そう火が灯った走りだったと思います。
 1週間後は3000。
 伝説は始まったばかり。
2019年05月10日
 おはようございます。
 今日はTTでした。

 これから先、陸上部でいる限り、必ず聞かれるであろう質問。
 「走ることの何が楽しいのか」
 その答えが少しだけ見えた気がした初めてのTT。
 陸上部にしかわからないこの言葉の意味も、
 3年生にとっては、また一段と違う意味を持つようになってくる。
 2年後、自分はどんな気持ちで今日を迎えているのか。
 Welcome to Hosei Track Club.

<800>
2年 続池 2分47秒83

<1500>
3年 福澤 4分31秒93(PB更新)☆
3年 瀬崎 4分34秒70(PB更新)
3年 矢田 4分37秒94(PB更新)
3年 川田 4分39秒55(PB更新)
2年 西川 4分58秒91(PB更新)
2年 本橋 5分00秒26(PB更新)
2年 原口 5分07秒80(PB更新)
1年 伊藤 5分09秒03(初)

2年 梅澤 5分14秒10(初)
2年 未来 5分50秒67(初)
1年 松下 6分05秒69(初)
1年 早川 6分18秒02(初)
1年 南雲 6分38秒71(初)
1年 上田 6分40秒42(初)
1年 らら 6分59秒63(初)
1年 大津 7分10秒94(初)

<5000>
2年 大塚 17分32秒19(PB更新)
3年 福島 18分14秒65(PB更新)

<3000>
3年 沢部 11分15秒87(PB更新)
3年 小雪 DNF

<100>
2年 瓜生 11秒96
2年 清水 12秒79
2年 佐藤 12秒97

2年 野口 14秒12(PB更新)☆
2年 大島 14秒34
2年 北島 14秒79
2年 杉山 14秒97
2年 鈴木 15秒75(PB更新)
1年 村野 16秒33(初)

<200>
2年 瓜生 24秒20
2年 清水 25秒16(PB更新)

<400R>
北島→大島→杉山→野口 55秒87(TB更新)
2019年05月03日
 おはようございます。
 東大和南公園での練習でした。

 在宅合宿最終日。
 この5日間の練習の成果を試すときが来ました。
 短距離は100のTTを2本。
 本番を想定して、一日4回は本気で走れる状態に仕上げていかなくてはいけないことを考えると、短い時間でのリカバリーを入れて2本きちんと走れるかどうかは必要な力です。
 多くの人が記録を大幅更新。
 中長もポイント練。
 一年生は軽いメニューも用意していましたが、今年の一年生はやる気にみなぎっているので、ポイント練に挑戦していました。
 こちらも多くの部員が記録を大幅に更新。
 この5日間で、自分も頑張れば結構できる、少し自分自身を見直すことができたのではないでしょうか。
 自信がある人ほど、成功する確率は高い。
 将来どの分野の仕事についたとしても、目の前に立ちはだかる壁は必ずあります。
 この5日間の経験が、君たちのことを変えたことは言うまでもありません。
 それでもまだ1ヵ月。
 あと11ヵ月分の成長をしたときの自分がどんな風になっているのか、
 想像するだけでワクワクする、
 そういう感じがいい。
 今年のチームスローガンは、“HOPE”。
 終着点を見るのではなく、
 そこに至るまでの道のり全てを楽しめ。
 走ることは、冒険、なのだから。

<練習ベスト更新者>
100TT
佐久間、瓜生、清水、☆野口、大島、北島、杉山、村野
VO2Max10分到達PB
大塚、沢部、☆岩城、未来、梅澤、福澤、瀬崎、原口、本橋、隅内、酒井、
2019年04月21日
 おはようございます。
 総体支部予選2日目でした。

 →総体支部予選2日目結果(4月21日)
 →2日目様子

 希望に満ちた2日間でした。
 法政高校陸上部を代表して走った選手達も、サポートに回った部員達も、そしてマネージャーも、みんなで一丸となって勝ち取った2日間でした。
 見学に来た新入生が、緊張する、と話していました。
 応援する側も、共に走っている。
 そのことを忘れないように。
 0.01秒の差で都大会を逃した梅澤さんの悔しさも、
 1500と3000の両方で都大会を決めた岩城さんの喜びも、
 みんなで分かち合えるように。
 これまでにない、ワクワク、ドキドキの詰まった2日間でした。
 一人でも多くの部員が次の舞台へ進めるチームとなるように。
 希望の一年はイメージを膨らませながら進んでいきます。
 法政高校陸上部の誇りを胸に。
2019年04月20日
 おはようございます。
 トラック初戦1日目でした。

 →春季大会初日結果
 →初日の様子

 希望の1年の始まりは、予想した通りの結果となりました。
 ベスト更新の連続。
 組1位が4人。
 岩城さんが800に続き、1500でも都選抜標準記録突破。そして、長らく岩橋さんが持っていた記録を更新。
 積み重ねた日々が結果に繋がることと、
 その日々と比べれば、
 出した結果は些細なもの。
 日々、課題を持ち取り組むことの方がよりスリリング。
 冒険しよう。
 希望の1年はまだ、始まったばかり。


2019年04月12日
 おはようございます。
 井の頭での練習でした。

 新入生も見学に来てくれました。
 最後の選手として過ごせる時間をしっかり考えて部活を決めてもらいたいと思います。
 去年もスポーツ心理学のゼミの生徒が最後に、陸上部に入ればよかったと言ったときに、何とも言えない寂しさが僕にもありました。
 その選手だったら、もの凄い陸上選手になっていたと思います。
 きっと素敵な3年間を過ごしたはずです。
 その場所が陸上部でなくても、本人が輝いてくれていれば応援します。
 だから、チアとかも陸上部と同じ真剣さや、熱さが伝わってくるので、好きです。
 もちろん、僕が責任を持てる分、陸上部に入ってもらいたい気持ちもありますが、
 法政高校陸上部が目指していることを共に目指してくれる人でなければだめです。
 チームとは、ただ一つ同じ目標に向かっている集団のことを指す言葉だからです。
 僕たちはグループではなく、チーム。
 そして、日本一のチームになることを目指しています。
 他の学校がやっていないことに挑戦し、
 僕たちだけが目指せる頂点を目指すのです。
 そういう熱さが好きな人に来てもらえたら、最高です。

<練習ベスト更新者>
1000×2
大塚、本橋、瀬崎、原口、川田、西川、彩奈、☆沢部、未来、梅澤
2019年04月04日
 おはようございます。
 春季大会2日目でした。

 →春季大会2日目結果
 →春季大会2日目の様子

 全員ベスト更新。
 それでも、始まりに過ぎない。
 結果を追い求めるのではなく、やるべきことをやり続けられたからたどり着けた。
 そういう経験ができたことが何よりも大きい。
 可能性は広がった。
 去年、都駅伝で16位を取れたことだって、去年までは夢物語だった。
 描くのは夢、目線はすぐ足元。
 派手さを求めず、また積み重ねる日々の始まり。
 違うのは、その先が見えたこと。
 明日から、また自分と向き合う日々の始まり。

2019年04月03日
 おはようございます。
 トラック初戦1日目でした。

 →春季大会初日結果
 →初日の様子

 希望の1年の始まりは、予想した通りの結果となりました。
 ベスト更新の連続。
 組1位が4人。
 岩城さんが800に続き、1500でも都選抜標準記録突破。そして、長らく岩橋さんが持っていた記録を更新。
 積み重ねた日々が結果に繋がることと、
 その日々と比べれば、
 出した結果は些細なもの。
 日々、課題を持ち取り組むことの方がよりスリリング。
 冒険しよう。
 希望の1年はまだ、始まったばかり。


2019年03月21日
 おはようございます。
 多摩湖駅伝でした。

駅伝の結果
駅伝の様子

 初めて多摩湖駅伝に参加した時に描いた夢が形になった日となりました。
 女子チームは社会人のレベルが違うチームに負けましたが、強豪校を抑えて2位。
 男子チームも記録を伸ばして健闘しました。
 女子は歴代記録を2分以上更新。
 個人の記録でも歴代3傑を3人が超え、4人目もこれまでの歴代2位のタイム。
 希望の一年をこのような形で始められたことをうれしく思います。
 
 今はまだ見えていない景色がある。
 あの時と同じように。
 でも、一歩ずつ前に進み続ければ、きっとまた辿りつける。
 なぜなら、その方法を僕たちは知っているから。
 あとは、そうした日々を継続していけるかどうか。
 見えてさえいれば、きっと。
 “Hope”
 
2019年03月10日
 おはようございます。
 多摩湖駅伝選考会でした。

 短距離はHill Runの実践編。
 強度を上げ、これまでの総復習となる練習。
 それぞれが手ごたえをつかめたようでした。
 駅伝チームは多摩湖での最後の選考会。
 見えたのは、これまで成し遂げられなかった偉業への可能性。

<多摩湖駅伝選考会>
男子
  1位 2年福澤 8分17秒61(PB更新)☆
 2位 1年大塚 8分18秒61(PB更新)
 3位 2年川田 8分20秒12(PB更新)
 4位 2年瀬崎 8分20秒89(PB更新)
 5位 2年矢田 8分35秒76(PB更新)
 6位 2年福島 8分39秒46(PB更新)
 7位 1年西川 9分08秒26
 8位 1年原口 9分12秒18

女子
 1位 2年沢部 9分31秒21
 2位 1年梅澤 9分32秒36
 3位 2年小雪 9分34秒30(PB更新)
 4位 1年未来 10分28秒60(PB更新)
2019年03月09日
 おはようございます。
 今日は高校の卒業式でした。

 先日、取材を受けたSCHOOLの雑誌が届きました。
 お子様のLineに写真が掲載してありますので、よろしければご覧ください。
 また、松浦さんの卒論も載せてあります。諸事情によりHPには掲載できませんので、お子様を通じてご覧ください。

 今日見た夢が、長男のたっくん、次男のゆうちゃん、その下に実はもう一人女の子がいるという設定で、その女の子が遠いところに行ってしまうという不思議な夢でした。
 描いてきた夢の数々を達成した学年。
 それは才能があっても届かない夢ばかりでした。
 人の持つ可能性の行きつく先。
 誰かのために頑張るということ。
 人は自分以外の誰かのためにこそ、限界を超える力を発揮し、
 自分のためではなく誰かのために自己犠牲を払うことで、幸せになることができる。
 仲間のために苦しむことは幸せであり、
 誰かのためであればどこまででも頑張ることができる。
 だからこそ、日本一のチームは日本一の絆があり、
 本当の意味で幸せなチームだということができる。
 この学年が最強だと言われたのは、妥協を許さない人間関係があったこと。
 それでも個を見れば、本当に弱いメンバーばかりだった。
 こんなに弱い人間が、ここまで強くなることができたのは、何だったのか。
 走ることとは。
 たどりついた先の景色は、自分だけのもの。
 それを共有できる仲間がいたなら、それ以上の幸せはない。
 人生はつらい。
 陸上の練習のつらさなんて比にならないくらいの苦しいことがたくさん待ち受けている。
 でも恐れる必要はない。
 苦しみが大きければ大きいほど、その先に得られるものも大きいことを君たちは知っている。
 成長しようと思うならば、苦しみは避けられない。
 心地よさの中に漂っていては、成長はしないのだから。
 法政高校陸上部で得られたのは最高の思い出なんて安っぽいものではない。
 得られたのは考え方。
 つらい人生を楽しいものに変えていく考え方。
 今、この瞬間こそ、最高だと言い続けられる考え方。
 つらいときこそ、成長したい時こそ、幸せだと思うときこそ、思い出してほしい。
 魔法の言葉があったはず。
 Seize the day.
 君たちのこれからの人生が豊かで実りあるものでありますように。
 
<練習ベスト更新者>
100
佐久間、佐藤、☆瓜生、野口、大島、北島、鈴木
2019年02月16日
 おはようございます。
 井の頭での練習でした。

 三浦さんの卒論をグループラインとHPに載せました。
 僕のスポーツ心理学ゼミを取っていて卒論を書きました。
 陸上部で過ごした3年間、自分がなぜあそこまで頑張ることができたのか、学術的に振り返っています。
 みなさんもぜひ御一読ください→陸上部卒論

 前に取材を受けたSCHOOL から原稿が届きました。
 まだコピーで白黒バージョンでしたが、とても感動しました。
 スポーツに関わる人は何も選手やコーチばかりではありません。
 記者やレポーターなどそれぞれの一流の人が関わると、また見え方が変わります。
 法政高校陸上部を応援してくれる人がいます。
 だからこそ、いい加減な走りはできない。
 ありったけの自分で向き合わないと、成長させてくれた陸上にも、応援してくれる人にも失礼。
 君達が1日でも早く、気づいてくれることを祈ります。

<練習ベスト更新者>
300
佐久間、瓜生、杉山、☆川田
200
佐久間、瓜生、大島、杉山、
1000×2
大塚
2019年02月07日
 おはようございます。
 井の頭での練習でした。

 昨日感じたことを今日の練習に活かす。
 今日の練習で学んだことを陸上日誌に記す。
 明日の練習の前にもう一度陸上日誌を読んで、練習で意識することを確認する。
 怪我なく、走れている人は今がチャンス。
 タイムは出る時もあれば、出ないときもある。
 でも、自分が納得できるところまで走ることができれば、その練習は必ず次につながる。
 陸上は冒険。
 冒険をしていればいい結果もあれば、悪い結果ももちろんある。
 そのすべてが冒険。
 だから楽しむしかない。
 怪我だって、冒険の一部。
 いつか、その怪我をしたこと自体に意味があったと思える日が来る。
 冒険に挑戦し続ける気持ちさえあれば。
2019年02月02日
 おはようございます。
 多摩湖での練習でした。

 多摩湖での練習第2弾。
 前回よりも実り多い練習になりました。
 短距離はここでの練習にきちんと適応してきました。
 下りを使ってのピッチ練習も形になってきています。
 そして駅伝チーム。
 男子は去年の3位チームを超え、女子は優勝タイムまであと12秒まで迫りました。
 希望の1年にまた1歩近づきました。

<多摩湖周回駅伝>
女子Aチーム
1年岩城9分14秒@230
1年梅澤9分26秒@235
2年沢部9分27秒@236
2年小雪9分43秒@242
トータル37分50秒

女子Bチーム
1年未来10分58秒@273
2年彩奈10分37秒@265
1年男子 西川8分58秒@224
1年男子 原口9分2秒@225
トータル39分35秒

男子Aチーム
2年福島8分43秒@217
2年福澤8分24秒@209
2年瀬崎8分22秒@209
2年矢田8分38秒@215
トータル34分07秒

男子Bチーム
1年大塚8分25秒@210
2年川田8分35秒@214
育成 隅内9分05秒@226
育成 酒井9分42秒@242
トータル35分47秒

2019年01月26日
 おはようございます。
 井の頭での練習でした。

 今日はゆうちゃん(小4男子)のマラソン大会でした。
 3月下旬生まれというほぼ1学年違う中で、小さい頃から何をしても周りの子に追いつくことができないという劣等感が積み重なり、いつしか全 力を出す力もなくなっていました。
 その積み重ねは、早生まれのハンデよりも大きい。
 いつしかサッカーでもベンチになることが増えていました。
 変わりたい。
 そういう想いから始まった朝練。
 週に2回の5時30分起き。そとは2℃。陽はまだ上らない。
 時には苦しさから気持ち悪くなることもありました。
 それでも逃げなかった。
 12月から約2ヶ月間、頑張りました。
 最初は1周1.2kmを6分20秒。限界を超えて頑張ったため、倒れる寸前。
 それでも先週は2周を12分52秒。1周目をゆっくり入り、2周目のタイムが6分20秒。倒れることなく終了。
 これだけ頑張っても、積み重ねた差は大きく、もともと速い子にはまだまだかないません。
 それより大きな目標があります。
 1周6分、2周で12分を切ること。
 先週よりも52秒速く走る。走ることへの挑戦はそれだけの可能性に満ちています。
 ドキドキしながら結果を待ちました。
 1周6分ぴったりの設定で、1周目が5分57秒。
 そしてタイムを見ないで全力開放の2周目が5分37秒。
 11分34秒というタイムで見事ゴールしました。
 それでも順位は8位。
 何も知らない人からすれば惨敗かもしれない。
 でも、僕にとっては1位になることと同じ価値のある勝利。
 レースは号砲が鳴ったときに始まるのではない。
 ゴールを目指そうと思った瞬間から始まっている。
 今日に至るまでのすべての時間が、彼にしかできないゴールを生み出したのです。

<練習ベスト更新者>
40
佐藤
80
瓜生、清水、☆関根
2019年01月07日
 おはようございます。
 2019年、法政高校陸上部始動です。
 高尾山トレイル&初詣でした。

高尾山トレイルの様子(2019写真前半参照)

 今年のスローガンは"Hope"です。
 過去最高を更新した最強の世代が作り出した記録への挑戦。
 3連覇を目指した三鷹駅伝でも経験したように、それは簡単なことではありません。
 でも、君たちを見てきて思ったことが、
 きっとできる、
 そういう希望でした。
 先輩たちの必死の想いを見てきた君たちだからこそ、
 気持ちでも、
 練習でも、
 もっと誠実に、
 謙虚に、
 真摯に、
 走ることと向き合わなければならないことをわかっているはず。
 自分たちならできる、
 きっとできる、
 上手くいかなかった時でも、
 次はきっとできる、
 そこに希望があり続ける一年であるように。

 希望の年の始まりです。
 法政高校陸上部を今年もよろしくお願いします。


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